ヤバイ環境下における使用を想定した、
MASTER OF G（マスターオブG）シリーズ。

普段は陸上で生活する我々としてみたら、空、海での厳しい環境って
そうそう経験しないじゃないですか。
でも陸上だったら、MASTER OF Gが誇るスペックの高みを
実際に試してみれそうな気がしませんか？

はい、気のせいですね。
寝言は休み休み言うことにします笑

なぜなら、そもそも狙っている強度がヤバイです。
障害となるデカイ構造物を処理する電動カッター、
土砂や岩石に対峙する破砕機、
資材の加工や地面に穴をあけるドリル、
それらの大型機材の使用に耐えてしまう耐振動構造を目指しちゃってます。

こうなると、その道のプロにならないと
このG-SHOCKが持つスペックの恩恵を感じられないですね。
呆れるほど凄すぎて、逆に嬉しくなっちゃいます！

そもそもの開発コンセプトがイケてます。
カシオの開発者によると、震災時の救助隊によるレスキューシーンを見て、
彼らの役立つ時計を作りたいと考え、それをカタチにしたものだそうです。

悲惨な事故、土砂崩れなどの災害シーンなど、泥や埃にまみれながらも
必死にレスキュー活動をする救助隊の姿が目に焼きついて、
そこからが出発だったと。

陸上において、ガレキや土砂が散乱するような極限的にヤバめの状況下。
そんな劣悪な環境での使用を想定したモデルが、
MASTER OF G（マスターオブG）シリーズ、
MUDMASTER（マッドマスター）なのです。

コンセプトが激し過ぎますね。
そんな尖った製品に、G-SHOCKファンは吸い寄せられてしまいます。
突き抜けすぎたマッドマスターの凄みに惹かれてしまうのも、
無理はありませんね。

今回のターゲットのベースモデルは、
マッドマスターGWG-1000。

皆さん、チェッカリングってご存知でしょうか？
ギザギザの溝を等間隔で彫って、網目状にして滑り止めとするものです。
よく、ナイフのグリップなんかに刻まれたアレですね。
このモデル、すべてのボタンに操作性を高める為に
このチェッカリングが施されているのです。
これが、めっちゃクール！

そして、12・3・6・9時位置のアラビア数字。
もとは視認性を高める為のサイジングですが、
押し出しを強める大型インデックスがイイですね。
そして極太の針も力強い！

視認性といえば、風防にはサファイアガラスを使用することで
情報の読み取りやすさは抜群です。当然強度にも貢献しますね。

そしてこのモデルの中核的な作り込みとして、
防塵・防泥構造に触れなくてはなりませんね。
マッドレジスト構造として、ボタンやシャフト、
更にはボタンをガードするパイプに多数のガスケットを内装。

りゅうずは通常のスクリューロック式ではなく、特別仕様。
内装したパッキンとねじ込みの圧力により、泥の侵入を遮断します。

加えて、トリプルセンサーまでも搭載してるんです。
方位や気圧・温度といった情報の取得を可能にしているので
まさに頼りになりまくりの相棒として、評価が高いですね。

もはやミリタリーテイストのファションは定番中の定番。
G-SHOCKにも、迷彩柄を取り入れた様々なモデルが存在しますよね。

でも思うんです。
このモデルほど、カモフラ柄が似合うG-SHOCKは無いのではないかと。

今回のターゲットである、「GWG-1000DC-1A」。
MASTER OF G（マスターオブG）シリーズにおいて、

「Master in Desert Camouflage（マスター・イン・デザート・カモフラージュ）」と

名付けられています。

砂漠という、もっとも過酷な環境の使用を想定して、
そこで任務を遂行する隊員たちが着用するデザートパターン迷彩柄を
デザインに落とし込んでいます。

これが、ハマりすぎてて怖いくらいですね。
ベースモデルのGWG-1000が身にまとうワイルドさが
うまい具合にデザートカモフラと融合し、
他では成し得ない完成度を誇っていますね。