カモ柄ギア、誰がなんと言おうとCOOLですよね！

敵の目を欺くことから生まれたカモフラージュ技術は、

一口に「迷彩」といっても、種類は様々。

地上部隊用なら、作戦を展開する土地の植物・気象条件に合わせて

グリーン/ネイビー/ブラウンなど数色を、まだらや斑点にして用いることが多いです。

はたまた、雪原でのオペレーションでは、ホワイト一色や薄いグレーとのコンビ。

夜間作戦用では、濃淡が一切ない単色となることもあります。

ファンションシーンにおいては、デザート・カモフラージュ、

いわゆる砂漠迷彩は高い人気を誇りますよね。

これは、数ある迷彩柄パターンのなかでも、最もコーデに取り入れやすいからではないでしょうか。

他のファッションアイテムを邪魔しない、絶妙な色づかいが最高です。

そんなデザート・カモフラージュ。

ファッションシーンではなく、ガチで利用しているのは

日本では自衛隊員ですね。

戦地への自衛隊派遣は前後初めてということで議論を巻き起こした

2004年からのイラク派兵。

軍隊を出動させた各国が、砂漠地帯用の迷彩パターンである

デザート・カモフラージュを採用した迷彩服を着用する中、

日本の自衛隊は、あえてグリーンの迷彩服を採用しました。

これは、イスラム圏ではグリーンは崇高な色とされていて

それを踏まえて戦闘部隊ではないという意味を込めたと言われています。

自衛隊は、あくまでも平和復興部隊ということで駐留したわけですね。

そんな歴史がありますが、現在においては自衛隊も砂漠用となるデザートカモフラの

迷彩服を採用しています。

自衛隊の砂漠用迷彩の採用が進んだのは、やはり狙撃されることを防止する観点から。

砂漠で迷彩を着用しないリスクは高いという判断ですね。

例えば、陸上自衛隊では海自哨戒機を護衛するためにジブチに展開した部隊が

2010年から砂漠用迷彩服を運用しています。

陸自は接近した戦闘を重視した、細かいドットの集合体で構成されたカモフラなのに対し

空自の防空部隊などでは、遠距離からの視認性低下を重視して、

ブラウンを主体とした大柄パターンで構成されたカモ柄を採用、

その後、グレーを基本色としたデジタル迷彩に移行しました。

また、空自は湾岸戦争時に自衛隊として初めて

かの有名なチョコチップパターンの砂漠用迷彩服を採用。

その後、コーヒーステインパターンの砂漠用迷彩服を使用しました。

過酷なフィールドに立ち向かうプロをサポートする「MASTER OF G（マスターオブG）シリーズ」。

今回のモデルは、「Master in Desert Camouflage（マスター・イン・デザート・カモフラージュ）」です。

ベースモデルは、極限の環境下で活動する男たちに人気のレンジマンGW-9400。

地球上で最も過酷な自然環境ともいえる砂漠での使用を想定。

任務を遂行する隊員が身につける砂漠用迷彩をデザインに落とし込んでいます。

バンドのデザート・カモフラージュがミリタリーテイスト抜群。

ボディ部のブラックとの相性もバッチリで、さらにベゼルの色埋め部分、

そしてインデックスにあしらわれたゴールドやベージュが、

全体としてのカラーバランスを最適化しています。

カモ柄も、砂漠用迷彩は押し出しが強すぎないところがいいですね。

洗練された知的な雰囲気さえ感じさせます。

これは売れますね！