普通に日が昇って一日が始まり、日が暮れていく毎日。

いたって通常のルーティンのように思えます。

でもそんな自然の摂理の中に、とても美しい光景が存在することに

なかなか気づけないのは少々もったいないことかもしれません。

例えば、日の出や日没のとき、何とも言えないうっすらとした色で

淡く明るい時間ってあるじゃないですか。

これがいわゆる、薄明（はくめい）です。

その美しさから、マジックアワーとも言われたりしますね。

多くのカメラマンが、被写体が美しく撮れるこの時間にこだわって撮影することでも有名ですよね。

魔法の時間。

そんな薄明のタイミングには、空は様々な表情を見せます。

例えば、ビーナスベルトと呼ばれる現状をご存知でしょうか。

これは空の低い位置に、淡いピンクのラインでグラデーションが生まれる状態を言います。

ビーナスベルトが見られるのは、晴れた日の太陽の反対側の空です。

まさに美の女神の名にふさわしい幻想的な現象、本当に美しいです。

薄明のとき、雲がなく空気が澄んだ好天の空という条件がそろえば、

ブルーモーメントが楽しめるかもしれません。

ブルーモーメントとは、ごくごく短時間だけ辺り一面が深い青色に染まる現状です。

一帯が青い光で照らされるのは5分。長くても10分もないでしょう。

これも見逃せない美しさと言えますね。

雲がない空に現れるブルーモーメントとは異なり、

薄明の空に薄い雲がある時に現れるのが、紫の焼け空です。

太陽の赤と空の青が、薄い雲の中で光が散乱して混ざり合うことで

紫に見えると言われています。

まさに、自然が織りなすアートですよコレは。

普通に生活していると、空を眺めることなんて無いですよね。

でも、たまには芸術のように美しい現象を

実際にチェックしてみると良いかもですね。

耐衝撃、そして防塵・防泥構造を誇るマッドマンも、

見るからにタフな顔をして、実はよく見ると美しいデザインしちゃってます。

確かに、過酷な環境下での使用を想定されたマスターオブGの一角ですから、

そこはもうゴリゴリにハードなフォルムです。

例えば、どんなに厳しいフィールドにおいても

操作性を確保するために備えられた大型ボタン。

そして、外からの衝撃を緩和させる為に採用された、

凹凸形状のベゼルなどは、まさに男らしい荒々しさを感じさせます。

しかし一方で、裏面には腕への装着性を考慮する優しさがあったりして、

そこには対象的にソフトなデザインが垣間見れます。

また何よりも、 このマッドマンを知的に美しく輝かせるのが

TWIN EYES ディスプレイではないでしょうか。

方位を表示させる大型サークル、そして月の形を示す小型サークルの存在。

このディスプレイがCoolに美しいですね！

過酷すぎる状況下で使用されるギアとして機能進化を続ける「Master of G（マスターオブG）」シリーズ。

中でも本作は、カラーリングをテーマにした「MEN IN SUNRISE PURPLE（メン・イン・サンライズパープル）」です

日の出のわずかな時間、マジックアワーに紫に染まる空をイメージした色使い、

このピンクに近いパープルが映えますね。

厳しい環境で戦うプロフェッショナル用のギア、マスターオブGのマッドマンが

早朝の大自然が織りなすアートとも言うべき一瞬を切り抜いた色をまとう。

これって一見アンバランスのようでいて、意外にもしっかりとマッチしてますね。

格好いいです。

ケースとバンドのサンライズパープルと、

その他パーツのブラック/グレーのコントラストが絶妙。

ちなみに、黒と灰色で日の出とは対にある夜を表現しているんですね。