言うまでもなく、軍隊は戦時において武力を行使する武装組織ですよね。

日本は建前上、軍隊を持っていないことになっていますが

世界の流れと同調し、陸・海・空の編成をとっていますね。

中でも世界の陸軍は、文字通り陸地をフィールドに行動する陸上部隊からなる組織です。

テクノロジーが高度に発達したこの世の中で、陸上で活動する部隊、

しかも戦車部隊ならまだしも、歩兵なんて必要なの？と思いがちですよね。

でも、そもそも人は陸上の生物です。

なので、最終的には陸上の重要エリアを占領して居住地を支配しなくてはならない訳ですよね。

そこに陸軍の大きな存在意義があるんですね。

ということで、陸軍は武器を装備して徒歩で移動する歩兵部隊、

火砲を運用する砲兵部隊、戦車部隊などからなります。

また、忘れてはならないのが戦闘を支援する部隊。

いわゆる、兵站部隊です。

戦闘部隊がしっかりとしたパフォーマンスを出せるように支援する部隊で、

必要な軍需品を輸送して補給するのが役目。

この役割を軽視したのが、先の大戦で日本が敗北した大きな理由とされていますよね。

イギリスの軍事活動の伝統、めっちゃ長いです。

すでに17世紀には、世界の歴史に大きなインパクトを与えてきました。

なぜなら、世界の陸地面積の４分の1を領土とした国になるのですから。

他のヨーロッパ主要国と異なり、イギリスは島国であるという地政学上、

他国の地上部隊による脅威を受けづらい環境にあるんですね。

先の大戦においても、上陸侵攻を受けることはありませんでした。

そんなことから、イギリス陸軍は必然的に海外における活動に注力することになります。

本土防衛は2次的な任務の位置づけなんですね。

まあ、たしかにイギリスが敵国に上陸侵攻を許すなんて考えにくいですもんね。

なので、イギリス陸軍は当然のごとく、海外に駐留しているか

海外展開することを前提として国内に待機している部隊がほとんどって状況です。

歩兵部隊の存在意義について先に触れましたが、

とはいえ、昔と比べれば空からの爆撃や遠方からのミサイルによる攻撃も

精度が高まっています。

となると、歩兵同士が近距離で撃ち合うような機会は少なくなりますよね。

そんな中、以前にも増して重要性が高まっているのが、狙撃手、いわゆるスナイパーの存在なのです。

ターゲットから長距離を隔ててスナイパーライフルで精密射撃を行う狙撃手。

彼らは、特別な訓練を受けて専門的な技術を持った要員です。

近接戦闘が少なくなった今日では、重要な標的を仕留めるスナイパーが世界中で活躍しているのですね。

イギリス陸軍のスナイパーとして有名なのは、クレイグ・ハリソン氏です。

彼は、2009年アフガニスタンにおいて、味方部隊を後方支援するために敵二人を遊撃し、

機関銃の脅威を無効化しました。

驚くのは、その距離。

なんと2,475メートル離れた位置からターゲットを仕留めたのです。

ヤバくないですかまじで。。。

本作は、イギリス陸軍「BRITISH ARMY」とのコラボレーションモデルです。

ベースモデルは、「Master of G（マスターオブG）」シリーズにおいて、

極限の陸上での使用を想定した「GG-B100」MUDMASTER。

特徴的なのはその構造で、カシオが「カーボンコアガード構造」と呼ぶもの。

高強度なカーボンファイバー強化樹脂製ケースでモジュールをまるっと保護する耐衝撃構造ですね。

これによって、ボタンガードのない外装デザインでも十分な強度を確保したのです。

そして、 MUDMASTERの真骨頂、「マッドレジスト構造」ですね。

前述の通り、カーボン素材でケースの剛性を高めることで、

衝撃などによるダメージを抑制すると同時に、高い気密性を確保することに成功しました。

加えて、泥の侵入を防ぐフィルターをも装備することで、

非常にレベルの高い防塵・防泥性能を獲得しています。

カーボンで言うと、カーボンファイバーインサートベゼルも秀逸、

このカーボンの素材感が透けて見えるベゼルは男心をくすぐりますね。

イギリス陸軍監修モノらしく、カモフラ柄をあしらいながら

メタル素材の遊環には陸軍のロゴ入りですからね。

軍モノファンのみならず、特別なコラボモデルに興味津津なお客様が

USEDのマーケットにも沢山いらっしゃいます！