砂漠、日本にありませんよね。

砂漠っぽい、鳥取砂丘や、伊豆大島の三原山山麓エリア等一見、
砂漠のような荒涼とした風景はあるにはあるものの、厳密には砂漠ではないとされています。

なぜなら、降水量が豊富にあるからです。
因みに、鳥取砂丘では、砂丘っぽい景観を維持するために
ボランティアによる除草が行われていたります笑

ということで、砂漠と定義するには、降水量の少なさが必要なんです。

具体的には、「年間降水量が250mm以下」、そして「降水量に比べて蒸発量が多い」
という条件が必須です。

その定義からすると、世界最大の砂漠は厳密には「南極大陸」と言われます。

確かに、過酷な環境であることは間違いないですね。
とは言え、我々の砂漠のイメージは、灼熱地獄の砂地って感じ。
いわゆる、砂砂漠ですね。

砂砂漠の世界最大級は、そうです、「サハラ砂漠」ですね。
サハラ砂漠の面積は、なんと900万km²以上。

アフリカ大陸の北部のほとんどを覆い、アフリカ大陸の3分の1を占めます。
もう、スケールが違いますね。南北1,700km、東西5,600kmですからね。
東京ドーム何個分、とかのレベル感ではないです。
面積は、日本の25倍。ほぼ、アメリカと同じ面積なんですから。

不毛の地、砂漠。
その環境は過酷です。水の確保が難しい為に、人が住むことは非常に困難です。

そんな砂漠が今、世界で広がり続けています。
その面積は、年間６万平方キロメートル。

東京ドーム、130万個分です。逆に分かりにくい笑

でもこれ、笑い事ではなく深刻です。
砂漠化、イコール豊かな自然が失われているということですから。
砂漠が広がっている理由は、もちろん気候変動もありますが、人為的な要因も大きいです。

日本と異なり、世界的には急激に人口が増えていますが、
これによる森林伐採、過耕作、過放牧などが影響しているとされています。
農地が酷使されることにより、土壌が劣化して砂漠化が進んでいるんですね。

現在、地球上の陸地の4分の1が、すでに砂漠化している現実、
重く受け止める必要がありそうです。

そんな、人が生活を営むことができないほど、過酷な環境である砂漠において、
しっかりと動作するようにマッドレジスト構造を伴った「MUDMAN（マッドマン）」。

砂漠での使用を想定するって、状況レアすぎないか？と思っている皆さんも、
地球上の4分の1が砂漠化していると考えれば、地球に生きる我々にとって
決してレアなシチュエーションではないと思えるのではないでしょうか？

しかし、やはり生活するのは困難。
水分の確保に難があるのは言うまでもないですが、
気温変動が厳しいのも、非常にキツイ状況です。

低緯度にある砂漠では、夏の日中は50℃を超える一方で、
冬の夜間は氷点下になる地域もあります。

マッドマンであれば、搭載した温度センサーで
−10℃～60℃までの温度計測を実現し、砂漠特有の気候に対応しているのが純粋に凄い。

また、砂漠で最も恐ろしいのは風と言われています。

風を遮るものがない中で吹き荒れる風は非常に厄介です。
そして、足跡などの痕跡は、全て消し去られてしまいます。

ただでさえ代わり映えしない風景の中、方向感覚が簡単に失われます。

ここでもマッドマンです。
方位計測センサーが頼りになります。
東西南北を表示してくれるフェイス左上の大型サークルは、
実務上の便利さもさることながら、デザイン的にもクールですね。

厳しい環境化での操作性を考慮した大型ボタンもいい感じです。

そして本作は、そんなタフなマッドマンのカラーテーマモデル。
マットグレーのボティ、反転液晶表示も精悍さに拍車をかけていますが、

イメージカラーが映えまくっていますね。
各所に配されたグリーンは、砂漠に力強く生きる野草をイメージ。
マッドな質感のボティ、反転液晶のブラック、そしてこのグリーンが

絶妙バランスで素晴らしい。

これは、当店でも高い人気が想定されますので、
全力で高価買取させて頂きたいと考えています。