はい、必要です。笑
電波受信機能だけで満足していたユーザーの、さらに上を行くのがG-SHOCKです。
確かに、G-SHOCKが搭載するマルチバンド6（標準電波受信）は安定感抜群。
世界6局、つまり日本の2局、北米、イギリス、ドイツ、中国の電波をしっかりと受信する信頼性は伊達ではありません。本当に頼りになります。

そして、タフネスを誇るG-SHOCKらしく、電波をつかむ耐衝撃アンテナを搭載。
また、夜間でも自動的に受信してくれたり、より少ない電力消費で電波受信してくれるのは嬉しいですね。

とは言え、常に正確な時を刻む為のこだわりから、そこでは終わりません。
さらに GPS衛星電波による時刻修正システムに対応したんですから、まさに無双。
これは、GPS衛星からの位置・時刻情報を受信する機能を新たに搭載することで可能となりました。

前述の電波時計のメリットは、国内外の対応エリア内であれば安定して利用できること。
しかし、当然ながら電波局の対応エリアの外では、自動時刻修正は実現しません。
そこをカバーする機能が、「電波＋GPSハイブリッド」というわけですね。

GPS衛星から情報を取得し、現在地のタイムゾーンを自動解析することで、
正しい時刻を表示してくれる念の入れよう。

でも、なぜ現在位置の時刻を特定できるのか、気になりますよね。
答えは、G-SHOCKの中に、カシオ独自の地図データシステムをインストールしているから。
GPS衛星から位置情報を受信すると、約500メートル四方の精度で現在位置を把握して
タイムゾーンのみならず、サマータイムの有無までも認識。時刻を自動的に修正してくれるんですね。

もう、電波局の対応エリア外でも、恐れる必要はありません。
地球上どのタイムゾーンにいても、 GPS衛星から位置情報を受信して
今いる地点の正しい時刻を刻んでくれるのはありがたい限り。

そして、従来の電波時計の強みはメインテインしているところが肝ですね。

屋内だったり、悪天候などによって衛星を探知できない場合は、電波受信の出番。
地上電波を夜間に自動受信するいことで、電波＋GPS 、双方のメリットを活かして
より確実で安定した時刻修正をものにしたというわけです。
グローバルなフィールドで正確な時刻情報を獲得できる安心感。

さすがは「MASTER OF G（マスターオブG）」シリーズの「GRAVITYMASTER（グラビティマスター）」ですね。

長年使い込んだような風合い、最高です。
荒々しく、鋭いイメージを醸し出すブラックのボディに、エイジド加工が施された
ステンレス製のベゼルを組み付けました。

このような演出ができる時計、世界広しと言えどもなかなかないですよね。
まさに、G-SHOCKだからこそ取り入れることができる加工だと言えるでしょう。

本作のエイジド加工は細部にわたります。
12・6時の時字、時分針の蓄光部分、ベゼル・ボタンの色埋め部分、めっちゃ渋いです。
各部位のカラーリングがイイですよね。枯れた感じのビンテージ感が最高！
長年使い込んだ風合いが、タフな環境下でこそ似合うグラビティマスターに
ぴったりとハマっています。
我々にはコックピット内でハードに利用することはできなくても、
このビンテージ感を心置きなく楽しめるというわけですね。

エイジド加工を施した、GRAVITYMASTER「GPW-1000VFC-1AJF」、
中古市場でも一目置かれる存在になるでしょう。