「FIFAクラブワールドカップ」。
サッカーの世界大会として、6つの大陸全てのクラブ王者で争う文字通り世界最高峰のイベントですよね。
皆さんもよくご存知だと思います。

一方、「トヨタカップ」についてはいかがでしょうか？
若いサッカーファンは、トヨタカップをライブで観戦したことが無いかもしれませんね。

確かに、トヨタカップが、クラブワールドカップに発展的に進化してからそれなりに年月が経ちました。
トヨタカップとして最後の年が、2004年。
そして、のちのクラブワールドカップも含め大会をサポートしていたトヨタも、
2014年大会を最後に、1981年から継続していた冠スポンサーから撤退しましたね。

時代を感じます。

さて、そのトヨタカップ。
1981年から2004年まで24年にわたって日本で開催され、絶大なる人気を誇った大会です。
その頃は6大陸のクラブ王者ではなく、南米と欧州のクラブ同士の対戦でした。
それこそが、実質的に世界王者の戦いだったのです。（今でもそう言えますね）

でも、事情をご存じない皆さんにとって、ちょっと不思議じゃないですか？
南米と欧州のクラブ同士の対戦を、どうして日本で開催したのか。

時は、1960年までさかのぼります。
南米と欧州、それぞれの王者の対決は、その年から始まりました。
しかし、当時は問題ありまくりの大変な大会だったんですね。

大きな問題としては2つ。
ひとつは、困難を極めた移動です。ホーム&アウェーで戦うにしても
今でさえ大変な両大陸間の移動。当時は更に簡単なものではなかったでしょう。

そして、もうひとつは、欧州チームの安全性が脅威にさらされていたこと。
南米チームの試合中のラフプレーや、南米チームサポーターによる試合前後の
暴力行為などが欧州勢を悩ませました。

これを理由に、たとえ欧州チャンピオンになっても、
南米との対戦を辞退するクラブが相次ぐようになったんですね。
実際、オランダの超有名選手、ヨハン・クライフも、相手のラフプレーを受けて大怪我を負ったりして、大問題になりました。
そんなこんなで、出場チームが安心してフェアにプレーができるようにと、
中立の第３国で開催することになったんですね。
その結果、トヨタがスポンサーとして入り、1981年から日本で行われるようになったんです。

今でも語り継がれる数多くの名勝負が行われたのが、トヨタカップでした。

1985年のユベントス対アルヘンチノス・ジュニアーズ。
フランスの将軍と呼ばれたプラティニは、1得点1アシストの活躍でMVP。

真剣にヤバいプレーヤーでした。
1987年は、大雪の中で行われ、試合中にボールが壊れる珍事も。
上記の2つは幼少時代、国立競技場で観戦したのですが、まじで興奮しましたね。

1990年大会のＡＣミランも凄かった。
フリット、ライカールト、ファンバステン、オランダ代表トリオの活躍は伝説となっていますね。

1996年大会のユベントスは、デルピエロ、デシャン、ジダン等の豪華メンバーで優勝。
他にも、マンUのベッカム、バイエルンのGKカーン、レアルのロナウドなどがトヨタカップで来日、活躍しました。
本当に書ききれないレベル笑

結局、トヨタカップの通算成績は欧州勢13勝、南米勢12勝ということで、
やっぱり力は拮抗していましたね。
そして、24年続いたトヨタカップは、幕を下ろしたのです。
その後、南米と欧州のみならず、6大陸全ての世界ナンバーワンを決める
世界クラブ選手権（のちのクラブワールドカップ）へとカタチを変えました。

今回のG-SHOCKは、そんな伝説のトヨタカップにおける20周年記モデル。
サッカー大会のレジェンド「トヨタカップ」のアニバーサリーモデルには、最上級ラインのMR-Gがよく似合います。

そして、200Tのスポーティーな佇まいもバッチリとマッチしていますね。
スタイリッシュです。

MR-Gのリセールバリューからして、高値買取は既定路線ともいえますがさらにサッカー絡みのアニバーサリーモデルは価値を高めます。
ご存知の通り、サッカーファンの総量が半端ないですからね。
ちょっと比較対象が無いほどのスケールは、査定へのポジティブ要素です。
是非、G-BRIDGESにお問い合わせ下さい。