有利にご売却頂くには、ファンの存在に下支えされた

大きな需要が不可欠ですよね。

当初は若者向けの色が強かったG-SHOCK。

今では幅広いユーザー層を抱えるメガブランドとなっているのはご存知の通り。

まさに老若男女が、思い思いのG-SHOCKをチョイスしています。

ときにストリートファッションのマストアイテムとして、

あるいは、アウトドアでの頼れるタフネスギアとして、

またビジネスシーンにおいても、高品質/高機能な腕時計として、

様々な場面でG-SHOCKは存在感を高め続けています。

あなたも、ライフスタイルに合わせて

お気に入りのG-SHOCKを使い分ける

根っからのG-SHOCKファンかもしれませんね。

事実、市場にはこれまで3,000種以上のG-SHOCKが供給され、

1億を超える本数が世界中に流通しています。

このとてつもない大きなマーケットは、

他でもない、G-SHOCKファンが支えているんですね。

世界中にファンを抱え、そしてその熱量も他の時計ブランドとは異質。

本当に多くのコレクターが自ら、様々な情報発信をしているのを

あなたは何度も目にしているはず。

多様なシーンにマッチするお気に入りを収集するG-SHOCKファンも

珍しい存在ではありませんよね？

厚みのある固定ファンをもつG-SHOCKは、

リセールバリューにも盤石の安定感が見込めるでしょう。

あなたのファーストG-SHOCKは、どんなモデルでしたか？

初めて購入した時計は特別な存在。

一生忘れることはないでしょう。

そんな特別な初購入、先ずは純正ウレタンのモデルから入った方は

少なくないと思われます。

数え切れない程のラインナップを誇るG-SHOCKでも、

ファッショナブルかつ、いかにもタフネスデザインな樹脂性のモデルをチョイスする。

いわゆる、「G-SHOCKらしい」商品の選択。

最高ですね！

高機能なのにリーズナブル。

きっと大満足して、ますますG-SHOCKハマりこんだクチですよね？？笑

そう、多くの人達にとって

G-SHOCKのイメージとは、気軽に高機能を楽しめる

タフなカジュアルウォッチでしたよね。

でも、あなたも存知の通り

昨今、いわゆる高級G-SHOCKが売れに売れてます。

これには、大人をターゲットにした有力モデルのリリースによって、

往年のG-SHOCKファンの心をぶっ刺してしまった側面も大きいでしょう。

中でも、最高級ラインのMR-Gが放ったインパクトは絶大なものでした。

所かわって、スイスです。

いつの時代も、時計といえば、伝統と歴史をそなえたスイスが重要拠点。

世界の有名時計ブランドが、それぞれの目玉商品や

新作発表の場として、スイスで開催される2大時計フェアが有名ですね。

そのうちの1つが、通称ジュネーブサロン。

正式な略称 SIHHとして開催してきましたが、

WWG（ウォッチズ＆ワンダーズ ジュネーブ）と改名しましたね。

このところは、パンデミックでリアル開催できておらず、

オンラインで実施しています。

そしてもう1つが、通称バーゼルフェア。

正式名称は、BASEL WORLD です。

バーゼルフェアは、100年以上の歴史を誇る老舗中の老舗。

世界中のバイヤーや、ジャーナリスト、時計ファンが来場する

時計業界の最重要イベントとして君臨してきました。

高額な出店料や運営体制の問題など色々と抱えながらも、

長きに渡って「渾身の新作の見せ場」として機能してきたのは

紛れもない事実でしょう。

こちらもパンデミックを理由に、開催が中止されていますが

時は2009年、当時カシオが満を持して出展したのもバーゼルでした。

当時、バーゼルでお披露目した主要モデルは

特別仕様の商品たち。

もちろん、G-SHOCK最上級ラインのMR-Gを中心とする出展です。

世界の高級腕時計ブランドがしのぎを削るバーゼルの舞台で、

伍して戦い、抜きん出るにはMR-Gだという強いプライドを感じますね。

「マジェスティ」（Maesty）、そして「リアリティ」（Reality）。

それぞれの頭文字から名付けられたMR-Gは、

まさに威厳と風格のある、本物の中の本物。

カシオが誇る最高水準のスペックと、日本伝統の美意識、熟練の技をもって

バーゼルで勝負する。

それは気概に溢れたチャレンジスピリッツなのは間違いないでしょう。

しかし、同時に「勝ち筋」を見すえた冷静な挑戦であったのではないかと

思うのです。

なぜなら、MR-Gの完成度はもはや異次元。

目の肥えた世界の時計関係者も唸るほどの高級感は、

ギリギリまで細部にこだわり抜いた仕上げによるもの。

ただ、その芸術的な加工技術のみならず

先進技術の粋を集めて搭載し、日本国特の美意識までをも表現するのですから

もはやライバル不在の差別化がなされた

とんでもない完成度なわけですよね。

時計の価格は、ひと括りに語ることはできず

そのモデルが属する商品ラインや、その時の需給バランスによって

大きく変化します。

なので価格帯を一概にブランドでまとめ上げることは不可能ですが

バーゼルで出品した「MRG-8100」あたりの特別モデルとなってくると

ロレックス、オメガ、タグホイヤー、

ゼニス、IWC、カルティエ、ブライトリング、などなどを相手に

バキバキに戦えますね。確実に。

でも、改めて気づくのは

MR-Gが、これら錚々たる有名ブランドの時計のどれにも似ていないということ。

本当に似ても似つかないですよね。

MR-Gは、文字通り孤高の存在。

そんな魅力に取り憑かれて、ファンは心を奪われるのです。

本作の魅力は、その希少性にも現れています。

リリースされたのは、世界で100本限定。

価値あるものが、世界に100本しかないという事実。

これは何物にも代えがたい大きな値打ちですよね。

ここで、面白い調査事例を1つご紹介します。

ある研究において、被験者となる女性が集められました。

彼女たちを2つのグループに分けて、

両グループに誰もが羨むイケメンの写真をみせるのです笑

そして、一方のグループの女性には

このイケメンには交際している女性がいることを伝え、

もう一方のグループには

このイケメンが独り身でフリーの状態であると伝えるんですね。

その後、女性たちに超絶イケメンに対する興味を確認しました。

結果は以下の通り。

独り身でフリー状態の彼に興味があると回答した女性は、59%。

高い数字ですね。

でも驚くのは、彼に交際している女性がいると伝えられたグループでは

なんと90%もの人が彼に興味があると答えたというのです笑

この話、列記とした真面目な研究結果として知られていて

すでに奪われた存在、あるいは手に入れるのが難しい存在が

価値を高める、という有名な事例だそうです。

希少性が価値となるんですね。

なんだか、リアルですね。。。笑

本作は、カシオ渾身の逸品としてバーゼルに出展した

G-SHOCK MR-G 「MRG-8100G-1AJR」です。

泣く子も黙る最上級ライン「MR-G」の名に恥じない技術として、

まずはタフムーブメントが挙げられるでしょう。

これは薄型化を図った、アナログ電波ソーラームーブメント。

5モーターのクロノを積んだムーブメントとして、

ワールドタイムや、アラーム、1/20秒ストップウォッチ機能に付加するかたちで、

G-SHOCKお得意の世界6局の標準電波を受信して時刻修正するマルチバンド6 、

先進の針位置自動補正機能まで載せてきました。

個人的には細かいところですが、

3時側の小針を用いて

世界29都市のワールドタイムを表示するやり方は

非常にクールだと思います。

そして何と言っても、

この文字盤内の都市コードリングですね！

18金ピンクゴールドを使用したそれは、まさに高級感が漂う上品な仕上がりです。

また、圧倒的な深層硬化処理+DLCということで、

硬化処理を二重にわたって施したケースとバンドは

近づくと怪我しそうな硬さを誇ります笑

実際、自分の時計は無傷でも、当たった方のダメージを気にしたくなるレベルですね。

ビスやサイドボタンもDLCで強化されていて

外装の強さ、これには凄みさえ感じますね。

造形美を感じる5体構造のケース、各部の美しい研磨処理、文字盤の丁寧な立体印字、

持つ者の所有欲を満たすシリアルナンバー。

改めて見てみても、

細部にまでこだわり抜いた職人技を凝縮して作り込んだMR-Gの魅力は、

オンラインでも十分伝わるでしょう。

しかしながら、やはりこれは

リアルな現場で、時計の目利きに間近に見てもらいたい時計です。

バーゼルに乗り込んだカシオの気持ちが

今あらためて分かりました。