皆さん、東京競馬場の「魔の第3コーナー」って聞いたことありますか？
競馬に興味のない方でも、東京競馬場の第3コーナーがレースの勝負どころであることをご存知かもしれませんね。

また、ここで多くの悲惨な落馬事故が起きていることも知っているかもしれません。

そのことと関係があると、まことしやかに語られている、ちょっと怖い話を一つ。
東京の競馬場は、昔は目黒にあったんですね。
それが手狭になったので昭和8年に現在の府中に移転することに。

しかし、新たな競馬場の敷地内にお墓があったんです。
由緒正しい、立派な墓。その墓の主は、井田摂津守是政という人物。
名門の家柄で、先祖は御家人の家柄で、彼自身は北条家の家臣として活躍。

その後、豊臣秀吉の小田原攻めで北条氏が滅亡すると、府中一帯を開墾して有力な豪農となった人です。
幼年時代、私は府中の近くに住んでいたのでよく分かるのですが、あの辺りには「是政」という地名がいたるところにあります。この人物の名前が由来だったんですね。

話を競馬場に戻します。
目黒からの移転で府中に来ることになった東京競馬場ですが、
敷地内の墓の移転を、井田家は断固拒否。東京都による強制執行を前に、
親族は日本刀を振り回して抵抗し、抗議したのでした。
そんなこともあり、ついにはその墓は競馬場内で保存されることになったんですね。

そこに生育しているめっちゃ大きな木、皆さんも競馬中継などで、目にしているはず。
第3コーナーにある大木です。その木の下に是政の墓があります。

そしてその大木なんですが、現在残る木とは別に、以前は何本かあったものが
業者によって切り倒されました。

その後、その作業を行った3名が、そろって急死したそうです。
そのこともあり、残る一本の木を切る引き受け手がいなくなり、
現在も不自然に大木が残っているのです。

信じるか信じないかは、あなた次第ですが。

でも確かに、ほんと不自然なんですよね。
あの大木は、あきらかに観戦の妨げとなるんです。観客席から馬が見えなくなるし、
ゴールまでの残り距離を示すハロン棒も、隠れてしまうんです。

それでも、この大木は取り除かれることなく、今も存在し続けています。
これまで多くの悲惨な事故が発生している、魔の第3コーナー。
東京競馬場における不思議なエリアです。

今回注目する「JRA スーパーライブチャレンジ2007」オリジナルモデルですが、
お披露目された2007年当時の競馬界を振り返ってみましょう。

まず、前述の東京競馬場のリニューアルオープンが大きなニュースでした。
約8年かけて、コース、パドック、スタンドなどを全面的に改良しました。

メインスタンド（富士山が見えるので、通称、フジビュースタンド）は圧巻です。
全長380メートルと、世界最大級の規模となりました。

 また、その年の日本ダービーは、18頭中唯一の牝馬であるウオッカが獲りましたね。
牝馬のダービー制覇は史上3頭目という快挙でした。

そして、その頃は武豊氏の全盛時代。
中央競馬の史上最多勝騎手となったのが、この2007年でした。
今でも強い彼は、ホントすごいですね。

ちなみに、年末の有馬記念は波乱のレースとなりました。

9番人気のマツリダゴッホが優勝。このレースの馬連勝単式馬券、
三連勝単式馬券の配当は、有馬記念史上最高配当を記録しました。
これは友人が中山競馬場で観戦することを聞いていたので、よく覚えています。
友人も、さすがに的中とはいかなかったようですが笑

そんな2007年に、このモデルは誕生しました。
この年の4月に始まった「スーパーライブチャレンジ2007スプリング」キャンペーン。
6月上旬までのレース開催日に、全国の競馬場やウインズに来場して、
500円以上の馬券を提示するとスタンプを押してくれるというもの。
そして、集めたスタンプの数により、様々なプレゼントがもらえるキャンペーンでした。

その賞品の一つが、このJRAオリジナルのG-SHOCKなのです。

JRAテーマカラーのグリーンが眩しい文字盤がいい感じ。
そして、ベースモデルのG-100もクールです。

G-100は、アナデジのコンビが人気で評価が高いですが、
ELバックライト搭載のデジタル部分の反転液晶が渋いですね。

全体の雰囲気を引き締めています。

そしてこのG-SHOCK、
何を隠そう、抽選で手にできたのは、わずか1,000本。
この希少性は、お買取額を爆アゲしそうです。