流線型デザイン、いいですよね！
このデザインの歴史は、アメリカから始まります。
1930〜40年代に、曲線的なデザインが大流行したそうです。
アメリカン・アール・デコとも呼ばれ、その名称はそれ以前にヨーロッパで流行したアール・デコ様式に由来します。
アール・デコとは、流れるような模様、ジグザク模様、幾何学的な模様などが特徴。

こうしたデザインが海を渡り、アメリカで流線型デザインとして昇華したんですね。
ダイナミックで優雅な雰囲気、そしてスピード感を表現するそのデザイン手法は
多くの人達に評価され、クルマ、鉄道などの空力デザインのみならず、家電や食器、おもちゃにいたるまで、あらゆる製品に流線型デザインが採用されました。
巷では、流線型デザインにしておけば売上が伸びる、とまで言われたようです。

そんな流線型デザインですが、今日では定番デザインの一つと言ってもよいですよね。
でも、定番でありながら、RISEMAN MEN IN SMOKEの流線型デザインをみた第一印象は、
まさに斬新。未来を感じさせる新しさが溢れています。
流線型デザインには、懐かしさの中に新しさが同居しているような
不思議な魅力がありますね。

鳥が空を飛ぶ速度って、どれくらいの速さか想像できますか？
例えば、身近なところからいくと、
スズメは時速45キロ、ツバメは時速50キロ、というところが平均的なところ。
けっこう速いですね。
ちなみに、ハトは時速70キロ。
これも意外に速い。

そして、イヌワシは更に速い、時速120キロ。
高い狩猟能力を持つことで知られますが、さすがのスピードですね。

お次は、グンカンドリです。
皆さんは、この鳥のことをご存知でしょうか？
一度飛び立つと、何ヶ月も飛び続けられると言われるタフな鳥。
そして、もの凄い速さで上空から急降下し、獲物を捕らえるハンターとしても有名です。
その時速は、圧巻の150キロ！
文字通り、目にも止まらぬ速さでダイブして獲物を仕留める恐るべきスピードです。

RISEMAN MEN IN SMOKEのELバックライトには、このグンカンドリがデザインされています。
空がテーマのライズマンにピッタリのキャラですね。

人気の高いモデルとして君臨する、ライズマン メン・イン・スモーク。
圧力と温度の2種類を計測できるツインセンサーを搭載することで、
高度・気圧・温度の計測を可能にしたG-SHOCKですね。

それにしても、繊細なセンサーとタフ性能を両立させるって
普通の時計は目指さない方向性ですよね！笑
それだけでも凄いのに、そこを逆手に取るかのように
逆にそれをデザインに活かしちゃってるって更に普通じゃないです笑

センサーを頑強に保護する為、繊細な部分を分厚く包み込んだ形それ自体が
個性的なベゼルフォルムとなっています。
特徴的なセンサーエリアのボリューミーな膨らみが、かえってアイキャッチとして
うまく機能していますよね。
デザイナーさん、力ありますね！

このように、繊細なものはしっかりと耐衝撃構造で守りきり、
構造として大きくなった部分は、デザインの特徴としてしまうというしたたかさ。
見た目も迫力十分で、めっちゃイケてます。

その類まれなる個性が魅力の RISEMAN MEN IN SMOKEは、
セカンドハンド市場でも大注目商品ですね。