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モデル紹介

MR-G 衝撃丸 –SHOUGEKI-MARU–

LEVEL中級者向け

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今回注目するのは、MR-G 衝撃丸 –SHOUGEKI-MARU–「MRG-B2000SH-5AJR」です。

 

日本が誇る伝統や匠の技を随所に取り込んだMR-Gは、カシオが誇る最高峰シリーズですよね。

 

中でも本作は、最上の強さと美しさを持った兜(かぶと)がモチーフ。

武将の誇りとプライド、そして美意識がいかんなく表現された「MRG-B2000SH-5AJR」について、一緒に見ていきましょう。

 

伝統工芸師とのコラボレーション、2020年特別限定モデルとして

400本世界限定でリリースされた注目商品です!

 

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【G-SHOCK】

・モデル名: MR-G 衝撃丸 –SHOUGEKI-MARU–

 

・型番: MRG-B2000SH-5AJR

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記事内容です。

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<コンテンツ>

MR-G 衝撃丸 –SHOUGEKI-MARU–

「MRG-B2000SH-5AJR」

 

MR-G 衝撃丸

コンセプト

-前立(まえだて)

-兜鉢(かぶとのはち)

スペック

堅牢性

デザイン

希少性

 

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■MR-G 衝撃丸

G-SHOCKの最高峰に位置づけられるMR-G。

尊厳や威厳を意味する「Majesty」と、本物を意味する「Reality」から

「MR-G」と名付けられたフラッグシップシリーズですね。

最高峰の名に恥じない作り込みは、まさにに圧倒的な高みを追求しています。

日本が誇る伝統や匠の技をも随所に取り込んだMR-Gは、カシオが誇る最高傑作と言っても過言ではないでしょう。

 

そして今回のターゲット、MR-G 衝撃丸 –SHOUGEKI-MARU–「MRG-B2000SH-5AJR」ですが、何を隠そう兜をモチーフにしたモデルです。

オリジナルとなる兜、「衝撃丸」を実際に制作したという力の入れようですから、

今回のMR-Gにも並々ならぬパッションを感じますね。

 

 

 

コンセプト

では早速、MR-G、そして本作「MRG-B2000SH-5AJR」のコンセプトを確認していきましょう。

 

まず、MR-Gの掲げるコンセプトは言うまでもなく、最上の強さと美しさ。

最高峰のスペックと美意識の両立です。

 

そしてMR-G 衝撃丸「MRG-B2000SH-5AJR」が持つコンセプトは、

武将の誇りとプライド、そして美に関する意識の表現と定めています。

 

つまり、本作が放つ唯一無二の世界観は、MR-Gにおいてのみ完成される高みと言えるのではないでしょうか。

 

これまでも、MR-Gでは侍に係わるモデルがリリースされていますが、

今回は「兜」からインスパイアされて制作されたスペシャルモデルです。

 

つくり込みには、日本の伝統的技法を積極的に採用。

その技法については詳しく後述しますが、G-SHOCKが誇る耐衝撃構造と

最先端のエレクトロニクスをベースに、さらに芸術ともいえる匠の加工技法を取り入れた本作は、他のどんな時計よりも価値をもって輝きを放つのです。

 

 

 

兜にインスピレーションを得て、武将の誇りと信念、美意識を表現した本作。

侍は日本刀や甲冑といった武具に対して、ただの道具という意識を超えた

非常に特別な思い入れをもって接したと言います。

 

なかでも兜は、強さの象徴。

そして彼らは同時に、兜に美しさまでも求めました。

兜を通して、自己の能力を深く信じて自らいだく誇り、プライド、美意識を体現したんですね。

 

<前立(まえだて)>

武具としての機能的役割以外に、着用者に威厳を持たせる役割を担うこともあった兜。

兜のディテールとして有名なのは、前立(まえだて)です。

兜の正面に取り付ける装飾物で、古くは南北朝時代に生まれました。

 

よく知られるのが、伊達政宗の「三日月」、真田幸村の「鹿の角と六文銭」、

上杉謙信の「日輪と三日月」などがあります。

彼らの信念を前立で表したのですね。

 

本作、衝撃丸では前立をベゼルの作り込みで表現。

熟練の彫金師・小林正雄氏によって勇ましい龍の姿が刻まれています。

こちらの小林氏、滋賀県大津市で祖父の代から続く三代目、

脈々と伝統を受け継ぐ本物の匠です。

 

それにしてもこの作業、なんと1本ずつ手作業で行われるということで、

それぞれが正に一点モノ。

天に昇る竜には、匠の魂が注ぎ込まれています。

本作の彫金加工ベゼル、風格がヤバいですね。

 

荒々しさと繊細さの共存。MR-Gらしい特別な作り込みです。

手作業とは恐れ入りますが、逆に手作業でないことには成立しない

精巧な仕上げと言えるでしょう。

 

彫金の技は言うまでもなく、非常に細かい作業で大きな手間と時間を要するもの。

本作が400本限定の設定がされているのも納得です。

 

<兜鉢(かぶとのはち)>

兜鉢(かぶとのはち)とは、頭部を覆う兜の主要部分です。

衝撃丸では兜鉢の質感を、いかんなく表現しています。

 

ここで登場する匠が、鋳物師・菊地正直氏。

菊池氏は、1604年に創業して、古くは山形城主の御用鋳物師として発祥した菊地保寿堂の十五代目です。

 

菊地氏による特性の砂型をベースにした鍛造成形で、鉄が錆びた風合いを再現しているんですね。

砂型に独特な模様をつけて、荒ぶるような質感を金属表面に乗せていく作業には

熟練の技法が必要不可欠です。

これがいわゆる、鉄錆地(てつさびじ)。

本作の大きな魅力の一つといって良いでしょう。

 

ケースとバンドはチタン素材で構成されているのですが、

鍛造造形を施すことで細かな凹凸をを生み出します。

 

そこに色が乗るように処理をした上で、ブラウンIPとブルーIPを2層に重ねてかけた後、

上層のブルーIP被膜だけを削り取るという手の込りよう。

このこだわりの仕上げによって、凹み部分にだけ青色が残って

鉄錆で腐食したかのような深い味わいを表現しているんですね。

 

ブラウンIPによって錆がもつ深みのある褐色を、

そしてブルーIPの色味によって、甲冑に用いられる紺糸威(こんいとおどし)を再現。

重厚な鉄錆時と美しい紺糸威の対比は圧巻ですね。

ここにも力強さと色彩美が同居しています。

 

 

 

スペック

ベースとなるのは、高機能モデルとして名高い「MRG-B2000」。

Bluetoothを備えるモジュールを採用し、スマートフォン連携によるモバイルリンクは超絶便利ですね。

 

通常時の時刻修正のみならず、海外で現地時刻を地図から指定できたりする

アプリ機能は、一度経験すると離れらません。

ワールドタイム(300都市以上)などの設定を、アプリ上で簡単に操作できるのは最高ですよね。

 

正確な時間表示は、言うまでのなく時計の主たる機能です。

タイムゾーンやサマータイム情報を反映した現地時刻を、

正確に自動表示してくれるのはストレスフリーで素晴らしいです。

 

また、標準電波による時刻修正にも対応していて抜け目なし。

これら機能の安定駆動を下支えしてくれるのは、おなじみのタフソーラーです。

 

そして細かいところですが、デュアルコイルモーターを搭載することで

従来モデルよりも針の動きがスピーディーになっています。

反時計回りで2.8倍速ですからね。実に迅速です。

この動作、地味にカッコいいんですよね。

 

忘れてはならないのが、高輝度なLEDライトによる暗所での視認性です。

この優れた視認性の確保はお手の物。

いわゆるスーパーイルミネーターによって、悪天候時や夜間の使い勝手が非常に良いのは嬉しい限りですね。

 

 

 

堅牢性

G-SHOCKの真髄である耐衝撃性能は安定の仕上がりです。

クラッドガード構造といって、竜頭、ボタンと保護パーツを一体化する仕組みを採用。

耐衝撃性能を向上させています。

さらに竜頭ユニットの内部にゲルを内装し、竜頭へのダイレクトな衝撃を緩和する役割を果たしています。

 

また、 特別な処理を加えたチタンケースによる堅牢性向上も見逃せません。

深層硬化処理を施したチタン素材にイオンプレーティング処理を重ねているので、

耐摩耗性が著しく強化されています。

 

透明度が高いだけでなく、傷がつきにくいサファイアガラスも安心感を高めてくれますね。

 

 

 

デザイン性

恐ろしいまでに機能や素材にこだわりを見せるMR-Gにあって、

本作のデザインに対する力の入れようも常軌を逸しています。

 

G-SHOCK最高峰モデルにふさわしい作り込みは、デザイン面にも大いに現れていて、

歴代の兜に見られる古色蒼然ともいうべき趣、そして色彩美を感じさせます。

 

荒々しい勢いがありながら、芸術的な繊細さも併せ持った佇まい。

前述の龍紋と鉄錆地の表現方法は圧巻の一言ですが、

その色使いは自然な形でベゼル内部のリング、インダイヤルや秒針などのメタリックブルーにも展開されています。

そのバランス感覚たるや、もはやアートですね。

 

ちなみにダイヤルの表示系機能のマッピングも美しいですね。

曜日とモード表示を兼ねたインダイヤルは3時に配置。

ワールドタイムを8時位置に、24時間計が10時位置に配された様は

面白みのある絶妙なバランスで美意識を感じます。

 

それぞれのパーツが静かに、しかししっかりと主張しながら

その力がそれぞれ拮抗して、絶妙なバランスをとりながらピタリと静止しているような

不思議なカッコよさがありますね。

 

さらにダイヤル絡みで目を引くのが、日本の伝統的文様である

「三角鱗(さんかくうろこ)」がベースデザインに採用されているところです。

 

この鱗(うろこ)の文様、実は古来より龍や蛇の鱗を表現したものとされていて、

古くは魔よけとして使われていました。

ベゼルに刻まれた勇壮な龍の姿と、ダイヤルデザインのベースに並ぶ三角鱗。

クールさの極みですね、これは。

 

 

 

希少性

前述の通り、匠の技法を持ってして初めて完結する作品ですから、

当然ながらそうそう数は出ませんよね。

 

そんなわけで、世界限定400本のリリースとなったのが本作です。

その特別限定仕様の証は、 メタルプレート&シリアルナンバーで確認できます。

 

「2020 LIMITED」と刻印したメタルプレートをケース側面に。

400本を上限としたシリアルナンバーは、裏蓋に刻まれています。

 

限定感あふれるアイテムには心おどりますが、

その希少性を美しく証明してくれるデザインには、さらに気分がアガりますね。

 

ただ、そもそも出玉が少ないという希少性は嬉しいポイントですが、

本作がレアなのはそれだけではありませんよね。

 

そもそものところ、カシオ自慢のテクノロジーと、日本伝統の匠の技のあわせ技。

ここまで極めに極めたモデルがかつてあったでしょうか?

 

日本が誇る2つの技術をこれほどまでに高いレベルまで昇華させ

強さと華やかさ、繊細さを一つのモデルで実現した最高傑作。

これはまさに最高峰を標榜するMR-Gの中でも特筆すべき名作です。

 

世界限定400本の特別限定モデル、MR-G 衝撃丸「MRG-B2000SH-5AJR」。

現代に生きるわれわれが、武将の誇りと美意識を身にまとえる幸せを感じさせてくれます。

せっかくなら、マテリアル、ストラクチャー、スペック、デザイン、

それら全てにこだわりぬいた奇跡の逸品を身に着けたいですよね。

 

それにしても、最高峰を標榜するMR-Gのプライドを思い知った気がします。

恐れ入りました。

 

 

 

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