ユーザー登録はこちらログイン
HOME > G-BAKALYAN記事一覧 > GMW-B5000TFG GMW-B5000GD(ゴールド)違い
豆知識

GMW-B5000TFG GMW-B5000GD(ゴールド)違い

LEVEL中級者向け

TAG

今回は、35周年モデル「GMW-B5000TFG」と通常モデル「GMW-B5000GD(ゴールド) 」の違いに注目します。

 

数々の人気モデルをリリースしてきたG-SHOCK。

プレミア価格を形成したモデルも数え切れない程ありますよね。

そんな中でも、初代モデルをフルメタル化した本作が誕生したインパクトには

強烈なものがありました。

 

商品がリリースされるやいなや、G-SHOCKファンのみならず

多くのファッションラバーたちが推す、おしゃれなG-SHOCKという立ち位置を完全に獲得してしまいました。

突き抜けた盛り上がりという意味では、近年稀に見るヒット作であったと言えますし

今もなおその人気は衰えを知りません。

 

ということで、初号機のアイコンとも言うべきスクエアデザインを

そのまま受け継いでフルメタル化した超絶人気モデルである GMW-B5000について深堀りしていきます。

 

中でも熱狂的ファンを感動で震わせたゴールド系ラインアップとして、

35周年モデル「GMW-B5000TFG」、そして通常モデル「GMW-B5000GD(ゴールド) 」との違いに切り込りこんでいきましょう!

 

 

記事内容です。

================

<コンテンツ>

35周年モデル「GMW-B5000TFG」と

通常モデル「GMW-B5000GD(ゴールド) 」の違いとは?

 

初代モデルのフルメタル化

2015年バーゼル

すべての始まり

デザイン踏襲と耐久性の両立

課題解決に向けた作り込み

「GMW-B5000GD(ゴールド) 」と「GMW-B5000TFG」

35周年モデル「GMW-B5000TFG」と  通常モデル「GMW-B5000GD(ゴールド) 」の違いとは?

おまけ

================

 

最初に結論から言ってしまうと、

2つのモデルの違い、それは「仕上げ」と「液晶ディスプレイ」です。

ただ、両モデルの差違を見ていくにあたり、

改めてGMW-B5000について少々おさらいしておくのも

G-SHOCKファンにとって無駄ではないでしょう。

 

 

初代モデルのフルメタル化

それにしても、これほどまでに世界中から支持を集め

持っているだけで秒でオシャレ認定されるほどのG-SHOCKが

いまだかつてあったでしょうか?

「GMW-B5000」は本当に近年稀にみる超絶人気モデルですよね。

日本はもとより世界中を巻き込んで、激しい争奪戦を巻きおこした超絶話題作。

その注目度は今もなお衰えを知りません。

 

特別な存在である初代モデルを華麗にフルメタル化した商品の爆誕。

もう、G-SHOCKファンの騒ぎっぷりといったら、筆舌に尽くしがたい状況でした。

すぐに海外のセレブをも巻き込んだ盛り上がりをみせ、話題をふり散らかしましたよね。

 

そしてここ日本でも、洗練されたファッションアイテムとして、

さらには大人の身だしなみとして、はたまた究極のモテ時計として強く支持されているのは 皆さんご存知の通りです。

 

だれもが羨む、至高の人気G-SHOCKとして降臨した大物ですから

新品/中古、両マーケットともにどうしても手にしたいというファンが続出しました。

 

 

■2015年バーゼル

そんなGMW-B5000の爆誕というセンセーショナルな出来事のきっかけは、

発売のおよそ3年前に遡ります。

 

時は2015年、世界ではISをはじめとするイスラム過激派テロが大きな問題となったり、

日本では外国人観光客が激増して爆買が騒がれていた時期です。

 

その年も、スイス・バーゼルで行われた世界最大の宝飾と時計の見本市が行われました。

ご存知、バーゼル・フェア (BASELWORLD、バーゼルワールド)ですね。

世界各国からバイヤー、ジャーナリスト、時計フリークが集まる業界の一大イベントに

数々の有力メーカーが参加します。

 

各ブランドが、渾身の新作や主力商品を発表したり、

注目のコンセプトモデルを披露する場として名高い見本市に、カシオは2015年も出展します。

そしてこのバーゼルで最も注目されたメーカーの一つが、カシオだったのです。

 

理由は、カシオが披露した、金無垢のG-SHOCK「DREAM PROJECT DW-5000」です。

 

 

すべての始まり

究極のメタル素材×究極の腕時計G-SHOCK。このコラボでお客様をワクワクさせる。

そんな想いで繰り出してきたこのコンセプトモデルに、誰もが驚愕しました。

だって、すべての外装が究極の輝きを放つ金無垢(18K)でつくられているのですよ!

コラボ上手なカシオさんと言えども、度が過ぎます。

そして、この販売しないことを前提としたコンセプトモデルに対しても

しっかりと耐衝撃性を突き詰めたことが、後の「GMW-B5000D」の成功につながっていくのです。

 

実際のところは、流石に1つしかない金無垢モデルで落下実験まではできませんでした。

しかしながら、このときに検討されたメタルモデルの耐衝撃構造が

3年後の大ヒット作の礎となったのでした。

 

 

デザイン踏襲と耐久性の両立

バーゼルで注目の的となった金無垢G-SHOCKの成功を受け、

そこからG-SHOCKの新たな展開が動き出します。

樹脂による造形から、素材をメタルに置き換えたモデルをファンに届けられないか

商品開発がスタートするのです。

 

ただこれ、外装の素材を変えちゃえば良い、といった簡単な話ではありません。

たとえば、重量。

樹脂モデルをメタルに置き換えると、およそ3倍の重量となり

それを落下させたときの衝撃はまさに破壊的なレベルとなってしまいます。

 

初号機のデザインはどうしても踏襲したい。

しかしそのままの耐衝撃構造はメタルでは通用しない。

開発陣は頭を悩ませます。

 

 

課題解決に向けた作り込み

フルメタルモデルの耐衝撃構造の答え。

それは、ファインレジン製の緩衝体を

ステンレス製のベゼルとケースで挟み込むことでした。

 

バンパーとなる、この赤いファインレジンの造形も非常に細かい!

精巧な突起を設けるなどして、メタル素材との間に微妙な隙間を設けて

落下時の衝撃を緩衝させることに大きく寄与する作りになっているのです。

 

加えて、バンド接続部にも新しい構造が採用されています。

そもそも、落下時の衝撃というものはラグ周りに大きく集中することがわかっています。

バンドからベゼルへの衝撃の伝わりが致命的な影響を及ぼすのです。

実際、樹脂モデルで採用されていたバンドの結合部の形状では

耐衝撃性を確保できないことが早々と判明したのでした。

 

そこで採用されたのが、バンド結合部の3本足構造。

これによって、連結パイプに加わる衝撃を分散させて逃がすことに成功します。

パイプのたわみを軽減させるのですね。

 

これらの取り組みによって、初号機の形をそのまま受け継ぎながら、

フルメタル外装による類まれなる耐衝撃構造を実現させたのです。

 

 

「GMW-B5000GD(ゴールド) 」と「GMW-B5000TFG」

そうして2018年に生まれたのが、爆発的大ヒット作、「GMW-B5000」です。

 

DW-5000C。伝説のG-SHOCK初号機のアイコンでもあるスクエアデザインを受け継ぎ

そのままフルメタル化。

しかもスマートフォンリンクをはじめとした先進機能を積んで爆誕したのが

GMW-B5000シリーズというわけです。

もう常軌を逸した人気の高さはご存知の通り。

世界中で争奪戦を巻き起こしたG-SHOCK史上最大の話題作といっても過言ではないでしょう。

 

そしてその年の9月にリリースされたのが、「GMW-B5000GD(ゴールド)」です。

いわゆる、通常版としての位置づけですね。

一方の「GMW-B5000TFG」は、G-SHOCK35周年記念の限定モデルとなります。

通常版よりも早く、4月に市場に投入されました。

 

両モデルとも、なにより上品な発色が最高ですね。

ケースとバンド全体に施されたゴールドIP処理が美しすぎます。

 

ノスタルジーさえ感じさせる往年のスクエアモデルですが、

先進の機能面も抜かりなし。

まず専用アプリを介したスマホ連携が秀逸です。

たとえば、リマインダー設定が極めて便利。
アプリで作成したスケジュールを、G-SHOCKがリマインド通知してくれる機能ですね。

また、安定駆動を約束するタフソーラー、

標準電波による時刻修正システムのマルチバンド6、

高輝度を誇るフルオートLEDバックライトのスーパーイルミネーター、

ワールドタイム、6ヵ国語の曜日表示、などなど

洗練されたメタル外装のみが注目されがちですが、実用性もしっかり兼ね備えた逸品ですね。

 

■35周年モデル「GMW-B5000TFG」と 通常モデル「GMW-B5000GD(ゴールド) 」の違いとは?

冒頭で、仕上げと液晶ディスプレイに相違があると述べましたが、

いまいちど整理しておきましょう。

 

まず、仕上げの部分で言うと、

35周年限定の「GMW-B5000TFG」は、ベゼルがツヤ感のあるポリッシュである一方、

通常モデルの「GMW-B5000GD(ゴールド) 」はツヤ消しのヘアライン加工となっています。

ポリッシュ加工は、鏡面のように表面を輝かせる外装研磨で、より金色が引き立つ

高品位な仕上げですね。

ヘアアイン加工は、単一方向に髪の毛状の細かい傷を施す表面加工法で、

過度な光沢感を抑え、大人っぽい上質感を演出してくれます。

どちらも、ゴールドの質感を極限まで引き出す、こだわり抜いた仕上げですね。

そして、質感を高める仕上げという意味では

「GMW-B5000TFG」には、裏蓋に35周年記念ロゴが刻印されているのがポイントです。

グラフィックアーティストのエリック・ヘイズ氏によるロゴデザイン、

クールさの極みですね。

アニバーサリーモデルを所有する喜びを強く感じさせてくれます。

加えて、液晶には広い視野角を持ち、高コントラストのSTN液晶が採用されているのですが、

「GMW-B5000TFG」は通常液晶、「GMW-B5000GD(ゴールド) 」はブラックの反転液晶という違いがあります。

ちなみに一般的には、反転液晶の方が外光のもとでも見やすいのですが

GMW-B5000では出来の良いソーラーパネルのフィルムが採用されていて

通常液晶でも問題ないと言えます。

このフィルムが外光の反射を低減してくれて、液晶の視認性が爆上がりしているのです。

 

アニバーサリー限定モデルらしい、華やかな美しさが魅力の「GMW-B5000TFG」、

大人の落ち着きの中にも高級感漂う「GMW-B5000GD(ゴールド) 」。

あなたはどちらがお好みですか??

 

 

おまけ

GMW-B5000の礎となった、金無垢のG-SHOCKについて先にふれましたが、

前述の通り、それは販売を予定したものではありませんでした。

バーゼルでお披露目する、あくまでもコンセプトモデルとして用意されたものだからです。

 

しかし、多方面からどうしても購入したいという声が殺到。

もはや収集がつかない状況となってしまいます。

結果として、多くのファンの声に後押しされ、ついに販売することが決定されるのです。

 

そして、バーゼル出展の際は実施できなかったタフ性能の実証を経て

販売用に限定35本のみ用意されたのが、金無垢モデル「G-D5000-9JR」です。

多くの数量を用意できないのも無理はありません。

一ヶ月にたったの2本しか製作できない特別モデルなのですから。。。

 

2015年にバーゼルで発表されたコンセプトモデル、

それが商品化されて、2019年に全国13店舗のみで受注が開始されることになります。

そのお値段、770万円(税別)。

GMW-B5000も究極の話題作ですが、こちらもまさに極上のゴールドモデルですね!

+6

LEVEL中級者向け

TAG

Gショックを売るならG-SHOCK買取専門G-BRIDGESで!

買取価格データベースにはなんと1000種以上のG-SHOCK買取価格を網羅!ご依頼前に買取価格の目安をチェック!その他自宅にいながら買取が完了できる宅配買取など、便利なサービス実施中!

TEL0120-430-572
(お電話の受付 平日10:00〜17:00)

コメントをどうぞ!