日本人にとってのボルネオ島といえば、自然豊かなリゾートアイランドって感じですよね。

ボルネオ島、かなりデカいです。島としては世界第三位の面積を誇ります。

そしてイメージ通り、めっちゃ自然豊か。

その自然環境と生態系は独特で、世界自然遺産として島内2か所が認定されています。

そんな大自然に包まれた島で、87年ぶりに発見されたのが

絶滅されたと考えられていたカエル、「ボルネオ・レインボー・トード」です。

このカエル、ボルネオ島に生息しているヒキガエルの一種で、2011年に再発見されました。

「ボルネオ・レインボー・トード」は、ヨーロッパの探検隊によって

1924年に確認されたのを最後に、90年近くも姿を消したと思われていたんですね。

そんな中、マレーシア国立サラワク大学の学者が率いるチームが

ボルネオ島のマレーシア領、インドネシア領の国境にあるジャングルの中で発見したのです。

カエルを見つけたのは、地上2メートルの木の上。

四肢がめちゃめちゃ長く、背中はレッド、グリーン、イエロー、パープルで彩られた

色鮮やかなカエルを写真に収めることに成功しました。

今回のフロッグマンは、この「ボルネオ・レインボー・トード」をカラーテーマにしたモデルです。

ベゼル表面の加工とカラーリングで、あたかも生きたボルネオ・レインボー・トードを

思わせる生命感、皮膚感を表現しています。

この生命感のあるスタイリング、クルマなどの工業製品においても人気を博しています。

例えば、マツダの「鼓動デザイン」と呼ばれるもの。

チーターなどの野生動物が走る姿、獲物に飛び掛かる一瞬、

そんな躍動感をデザインに落とし込む手法が取り入れられています。

また、同社の「ディミングターンシグナル」も同じ流れ。

ターンシグナルとは、方向指示器・ウインカーのことですね。

この点灯パターンが、単なる機械的な点滅ではなく、

まるで生き物の心臓の鼓動にあわせたように光るんです。

サッと光った後、ゆっくりと消える感じに調整されていて、

なんとなく動物っぽい温かみがあるんですよね。

単なる機械であるものに、生命感を吹き込んだかのような仕上げ、

今回注目するモデルもかなりクールです。

プロスペックのマスターオブGらしく、ISO200m潜水用防水を誇るフロッグマン。
本作は、気密性の高い裏蓋一体型のモノコックケースを採用、

そして素材にはカーボンファイバー強化樹脂が選択されています。

ダイバーズウォッチとして防水性に不安がないのは基本中の基本ですが、

ここまでスペックが極まったことで、ついに登場ですね。

そう、フロッグマンユーザーからの要望の高かったアナログモデル、君臨です。

フロッグマン、27年の歴史においてフルアナログ表示は「GWF-A1000」が初ですね。

普通のアナログ表示ダイバーズウォッチだと、潜水時間の計測に回転ベゼルを採用しますよね。

一方で、耐衝撃にこだわるG-SHOCKでは、堅牢性を弱める可動部はNG。

ということで、そこは新たなテクノロジーで解決です。

その名も、「ダイブモード」。

ダイブモードは、左下ボタン長押しで起動、時分針が0時ポジションに移動します。

そこから、右下ボタンのプッシュで時分針が同時に潜水経過時間を刻んでくれるんですね。

ちなみに、現在時刻は8時位置のインダイアル表示に切り替える優れモノ。

さすがマスターオブG、海の強者は伊達じゃないですね。

「G-SHOCK MASTER OF Gシリーズ」、「ISO規格200m潜水用防水性能」、

「アナログ表示のFROGMAN」ときたら、最強のGWF-A1000シリーズですね。

本作は希少種、ボルネオ・レインボー・トード（Borneo Rainbow Toad）を

カラーテーマにしたモデルです。

ステンレスベゼルに施した凹凸加工とレインボーIP加工、

そしてマルチカラーの文字板によって、魅惑の希少種

ボルネオ・レインボー・トードの生命感、皮膚感が余すことなく表現されています。

ベゼル上部に組み合わせたスケルトンのウレタン素材も美しすぎます。

惹かれるのは、このレインボーIPの色合いは、一つとして同じものがない一点モノである点ですね。

この希少性、高値で売れます！