このところ、ストリートアートがアツいですよね！

街をキャンバスに、大胆に描かれる落書き、

そんな見られ方がされていたのも、今は昔。

適切な場所に施されたアートは、しっかりと市民権を得てきました。

最近だと、計画された景観の一部として自治体が作品を募ったり

街の装飾として積極的に取り入れたりするケースも目立っています。

実際、建物の外壁や商店街のシャッターなどに、

ペンキやスプレーで創作活動するアーティストを目にすることが増えました。

こうしたストリートアートやグラフィティといった文化は

しばらく欧米だけのもので、日本に馴染まないように思われてきました。

しかし、有名アーティストの高いメッセージ性などに触れる機会も増え、

すごい勢いで新たなカルチャーとして定着が進んでいるようですね。

世界的なストリートアーティストとして、日本で有名なのは

やっぱり、バンクシーでしょう。

鋭い社会風刺や、皮肉たっぷりなアートで社会にインパクトを与え続けるバンクシー。

彼がゲリラ的にグラフィティアートを公開すると、

やがてその作品が、オークションなどで非常に高額で売買されるまでになっていますよね。

有名になって久しいですが、未だ謎に包まれたキャラを保っていて

単一アーティストなのか、グループで活動しているのかも不明。

そんなミステリアスなところが、さらに注目される所以となってます。

その他にも多くの有名アーティストが存在していますが、

誰もが知るレベルとなると、キース・ヘリング、バスキアあたりは外せませんね。

キース・ヘリングは、ニューヨークの地下鉄構内でグラフィティ・アートの活動を始めました。

すぐに、彼のシンプルながらインパクト抜群のタッチが通勤客の心を掴み、

人気アーティストの階段を登り始めます。

31歳という若さでこの世を去った後も、彼の人気は衰えることはありませんね。

続いて、こちらも人気者のバスキア。

もう亡くなってから30年以上も経っているんですね。

もともと、一般人のみならず、業界人からも絶大な人気を誇ったアーティストですが、

日本で広く知られたのは、ZOZO元代表の前澤氏がバスキアの作品を

オークションで落札したことかキッカケにかもしれません。

その落札金額、なんと123億円。

そりゃ、話題になりますよね。

G-SHOCKファンにおなじみのアーティストといえば、エリック・ヘイズですね！

これまで複数回担当してきた、G-SHOCK周年モデルのデザインでも

溢れんばかりの才能を発揮してきたのはご存知の通りです。

ニューヨークに生まれの彼は、70年代に地下鉄やストリートウォールで精力的に活動し

グラフィティスタイルを確立。

その後、80年代からはHIPHOPの世界でデザインやアートワークなどを手がけました。

The Beastie Boys、Public Enemy、LL Cool Jなど、有名アーティストのアルバムカバーをデザインして注目されましたね。

90年代からは、ストリートファッションブランドまで自ら立ち上げちゃうんですから、

才能あふれまくりですよね。

活動の範囲はもはや規格外。

アパレルブランドとのコラボはお手の物で、

ナイキやニューバランスのスニーカーデザインなどを手掛け、

さらには、トヨタ車のアートディレクションなんかも華麗にやってのけます。

ストリートアート界隈で、リスペクトされ続けている

エリック・ヘイズ、只者ではありませんね。

そんな天才、エリック・ヘイズとG-SHOCKのコラボモデルが本作です。

ベースモデルには、DW-5600を選択。

ストリートカルチャーを落とし込むベースは、やっぱり5600ですよね。

デザインはエリック・ヘイズらしく、シンプルでクールにまとまってます。

5600をキャンバスとして、ELバックライト、バンドにHAZEロゴを配置。

文字板のラインデザインは、めちゃくちゃPOPでストリート感が炸裂していますね。

中古マーケットでも、注目のコラボモデルです！