「地中海」、この名前には遠くアジアに住む私たちにとって、
非常にお洒落な響きがありますよね。イメージ抜群です。

ちなみに、地中海（Mediterranean sea）という名前の由来ですが、
ラテン語の「大地の真ん中」を意味するmediterraneus （medius 「真ん中」 + terra 「土、大地」）から来ています。

日本語だと、地中の海？と不思議なネーミングだと思われがちですが、
もともと、「大地に挟まれた真ん中にある海」、という意味から「地中海」とされたのですね。

いずれにしても、誰もが憧れる美しいリゾート地の情景がうかぶ、お洒落ワードです。

マルタは、そんな地中海にあるマルタ共和国の諸島。
イタリアの南側、地中海の中央にある小さな島ですね。

気候は温暖です。
夏は30度台、冬でも20度前後でとても過ごしやすいエリアですね。
また温暖な気候のみならず、治安もよく、世界屈指の遺跡や城塞都市、
そして美しすぎる海まであって、魅力あふれる島になっています。

マルタの首都バレッタは、世界遺産です。
綺麗な石造りの城壁、教会、街並みは世界的にも大人気ですね。

ちなみにマルタには、20ヶ所を超える遺跡が所狭しと存在しています。
世界最古の巨石遺跡といえば、エジプトのピラミッドを想像する人は多いですが、
実はマルタの遺跡はそれより1000年以上前のものが発見されていて、
謎の文明と言われていますね。

自然もヤバいです。
特に、どこまでも青い海は、ツーリストの憧れですね。

地中海で行なわれる数少ないヨットレース「ミドル・シー・レース」は、
マルタからスタートしてマルタへ戻る約600マイルのコースで行われます。

まさに、地中海の中心で開催されるミドル・シー・レースは、世界屈指の美しいレースとされていますね。

イタリア・シチリア島を反時計回りに一周するオフショアレースで、航路上の絶景は圧巻の一言。
シチリアの紺碧の深海や、海峡、美しい島々。コースの目印には活火山まであります。

それほど美しい海で行われる戦いですから、穏やかなフィールドを想像しがちですが
そこは過酷なヨットの世界。
年によっては、悪天候によって7割の艇が途中リタイアとなる厳しいレースとなることもあります。

厳しい環境下においても信頼できるギア、それがG-SHOCK「RAYSMAN（レイズマン）」です。

レイズマンは、強負荷のかかる機能の駆動に耐える「TOUGH SOLAR（タフソーラー）」を搭載した、G-SHOCK初の記念すべきモデルです。

電力消費の大きい機能を安定的に動かすという課題に対して、このレイズマンが立ち向かいました。
駆動方式については、各社とも長年にわたって様々なチャレンジを行ってきましたよね。
その挑戦と技術進化の流れにおいて、このレイズマンの発表は、めちゃくちゃ画期的なターニングポイントだったと言えるのではないでしょうか。

現在では、他モデルでもタフソーラーが搭載されるようになり、レイズマンはその役目を終えて生産終了しています。
しかし、革新性を世に知らしめたレイズマンを、あえて今の時代に身に着けたいファンは少なくありません。
中古マーケットでも人気なのは、さすがはマンシリーズですね。

なかでも、タフを極めたスポーツであるヨットをテーマとした本作、「YACHT SERIES Middle Sea Race MALTA Model」はクールですね。
前述の通り、ELバックライト、アラーム、タイマーといった多量の電力消費を受け止めるタフソーラーが、過酷な環境下で戦うユーザーをサポートします。

そして、ヨットレースに対応したタイマーは、当モデルならでは。
圧巻の20気圧防水、そして耐衝撃構造が、タフな状況下でもムーブメントをしっかりと守ってくれることで、ユーザーは目の前のミッションに集中することができます。

文句なくイイ商品ですね！