現代は、多様性の時代。
そんなこともあり、今の時代は「○○系」的なカテゴライズでトレンドを語ることはできませんよね。

いちおう、2020年の秋冬のファッショントレンドとして言われているのは、
全身をコンパクトにまとめた細身の「コンパクトシルエット」や、
ロックテイストやダメージを楽しむ「グランジファッション」とされていますよね。
アパレル各社が色々と方向性を提案しています。

でも、こう書くと、「ちげーよ」とか「トレンドとか意味わからん」とか言われがちな世の中になりましたよね。いい意味で。
実際、業界の流れに踊らされずに、ファストファッションや安めのアイテムで間に合わせる傾向も強まっています。

要は、個人個人が好きと思えるものを自ら選択して、自分らしさを楽しむって時代に
私たちは生きているんですね。

とはいえ、「多様性」の下敷きになるのは、様々なファッションの系統です。
上記のグランジファッションなんかは90年代からのリバイバルですし、
これまでも「一周まわって」的な流れは数えれませんよね。
過去にトレンドとして存在したファッションの系統が、新たな解釈でリバイバルされるんですね。

ストリート、モード、フェミニン、ガーリッシュ、カジュアル、コンサバ、セクシー、トラッド、、、などなど
「○○系」として呼ばれるものを文字にすると、とたんにクールさが無くなりますが笑
でも確かに存在する、純然たるファッションの系統ですよね。
それぞれの良さを一人一人がパーソナルに解釈して取捨選択しています。

サイケデリック系のファッションも、様々なブランドが取り入れて人気を博してきました。
ファッションにおけるサイケデリックは、原色を基本としたカラフルで派手な色や柄が特徴です。
また、ミュージックシーンでも使われるワードですよね。

サイケファッションは、もともとは60年代に大流行したそうです。
始まりはアメリカ西海岸から。
そのスタイルはアメリカ全土、ヨーロッパ、世界各地へと展開されムーブメントとなりました。
ちなみに音楽ジャンルにおいては、サイケデリック・ロックとして独特の浮遊感のある音作りが人気を博し、数多くのミュージシャンが影響を受けたとされています。

そして、現在においてもサイケに分類されるファッションや音楽に触れることも少なくありません。
印象に残る強烈な色の組み合わせや、独特の浮遊感のある音源、存在感ありまくりです。

改めて、Psychedelic Multi Colors「DW-5610DN-9JF」を見てみましょう。

スクエアフェイスのDW-5600シリーズにおいて、ベゼルカバー部分を二重成形した新構造。
この構造によって、サイケ独特のカラバリをガッチリと受け止めています。
定番モデルとして名高いDW-5600ベースが、ここまでド派手にアピールしちゃうところが意外性抜群。

でも、これがまた似合うんですよね！
シンプルさが魅力のDW-5600が、あえてマルチカラーでグイグイ押していくのは最高のはずしですね。
中古市場でも本作を物色する熱烈ファン、多数です！