皆さんの周りにもいませんか？
フロッグマン好きが高じて、コレクションを増やしているヒト。

数あるG-SHOCKの中でも、圧倒的な支持を集めるFROGMAN。
その歴史は古く、1993年に初代DW-6300が誕生して以来
長きにわたってファンを魅了し続けてきました。

高い人気を博すフロッグマンは、お買取マーケットでも強い存在感を放ちます。
なぜなら、一般ユーザーの需要のみならず、コレクターによるニーズも非常に高く、
リセールバリューが高止まりしているからですね。

コレクターは日々、魅力溢れる歴代のフロッグマンを探し求めています。
そんなお客様が、過去の名作モデルに出会える場所が、セカンドハンド市場というわけです。
お買取マーケットでフロッグマン需要が熱くなる所以ですね。

そんなフロッグマンですが、このシリーズが持つ魅力って何なんでしょうか？
当然、マスターオブGの称号に恥じず、その魅力は多岐にわたりますし
一言では言い表せないですよね。

でも、あえて一つ挙げるなら、「変わらないこと」
これこそが価値になっているのではないでしょうか？

もちろん、標準電波受信のマルチバンド6や、ソーラー充電のタフソーラーの搭載など、
スペック面のハイテク化は進みました。
小型化等のサイズ変更などもありましたね。
このように、あらゆる進化を続けてきたわけです。

でも、フロッグマンのDNAは脈々と受け継がれ、
むしろ愚直に、あえて変わらないようにしてきたように思います。
これについては、ある意味、意地のような強い意思を感じますね。

フロッグマンの最新モデルは、デジタルディスプレイをいっさい省いた
フルアナログモデルとして発表されました。

しかし、この7代目となる最新モデルでさえも、
1993年に初代モデルから培ってきた、正に「変わらないFROGMAN」を感じます。
確かに大幅なアップデートかもしれませんが、このブレない感じは
もはやフロッグマンのDNAがそうさせている、としか言えないのではないでしょうか。

フロッグマンは、どこまでもフロッグマンであり続けています。
ファンの心を掴んで離さないのも、無理はないですね。

本作も、完成度高いですね！
Men in Dark Purple（メン・イン・ダーク・パープル）ということで、
人気のカラーテーマのモデルなのですが、配色が絶妙です。
フロッグマンは、そのカラーデザイン許容度の広さから、
派手目の色使いによる名作が数多くありますよね。

一方の本作、Men in Dark Purpleは渋い方向に振ってきました。
落ち着いたマッドブラックにパープルのアクセントが大人の色気を感じさせます。
イメージは、漆黒の闇夜。
奇をてらわない色使いは、多くのユーザーが手に取りやすく売れ筋になるでしょう。
ここもお買取させて頂くにあたり、大きなポイントと言えそうです。

スペックについては、言わずもがなのハイクオリティ。
世界でアクティブに活動するフロッグマンユーザーには、
世界6局で電波受信し、正確な時刻修正を担ってくれるマルチバンド6が強い味方。
また、フロッグマンのアイデンティティとも言うべき、
ISO規格準拠の200ｍ潜水用防水機能により、伊達なダイバーズウォッチとは
一線を画しています。

個人的には、タイドグラフとムーンデータの表示自体が
フロッグマンのデザイン性を高めることに大いに寄与していると思います。
機能自体がデザインに自然と落とし込まれているところが、
フロッグマンの凄さであると感じますね。
高値お買取の常連である理由を、改めて思い知らされました。