皆さんのお住いの近くにも、消防署がありますよね。
消防隊員は、管轄するエリアを守ってくれる心強い存在です。

その一方で、災害が大規模だったり、特殊な災害が発生した際には
被災地を管轄する消防機関だけで対処しきれない状況も起こり得ます。

ここで登場するのが、「緊急消防援助隊」なんですね。
被災地から要請を受けて、各地から応援に駆けつけてくれるプロフェッショナルです。

このような援助体制の整備が動き出したのが、1995年です。
そうです、1995年に発生した阪神・淡路大震災がきっかけとなって創設されたのが緊急消防援助隊というわけです。

被災地の消防力だけでは対応しきれない状況は必ず生まれますよね。
そんなときに、国家的な観点から人命救助の活動をしっかりと実施できる体制が求められ、後に法制化されました。

彼らの実績について見てみると、まさに大規模災害が活動の主戦場です。

平成16年新潟県中越地震、JR西日本福知山線列車事故、東日本大震災、熊本地震、
九州北部豪雨、東日本台風直撃などなど、2020年3月末までに合計40回も緊急出動しているんですね。

苛酷すぎるフィールドで活躍する為には、機能や操作性はプロ向けの高いスペックが求められます。
となると、やわなベースモデルではその役は務まりません。
そこで活躍するのは、マスターオブG、サバイバルタフネスのRANGEMANです。

耐衝撃構造のなかに、3つの小型センサーを搭載。
このトリプルセンサーで、 方位、気圧/温度、 高度を高精度に計測してくれます。
過酷な環境に立ち向かい続けるには、必要な情報を高速に提供してくれる、こんな相棒が必要ですよね。

緊急消防援助隊とのタイアップモデルには、RANGEMANがピッタリでしょう。

ということで、究極のタフネスが求められる環境下で活躍する消防隊員をサポートする時計、
それが本作「緊急消防援助隊コラボレーションモデル」です。
コラボレーションを支援してくれたのが、緊急消防援助隊の制度創設のきっかけでもある阪神・淡路大震災を経験した神戸市消防局。
そして、創設以後、最大の部隊派遣となった東日本大震災を経験した仙台市消防局。
二大巨頭です。
創設25年にあたって全面的な協力を仰ぐことに成功し、完成したのが「GW-9400NFST-1AJR」というわけです。

本作は、デザインのこだわりにも、全く妥協がありません。
カラーリングで言うと、仙台市消防局が採用する防火服の基調色の黒。
これをベースに、バンド裏面は緊急消防援助隊の消防車両群をモチーフにした赤で染め上げました。
加えて、アクセントカラーには、防火服の反射材で用いられる黄色を配するこだわり。
いいですね！

緊急消防援助隊の刻印を遊環に、そして救助道具のロープの刻印をバンドに表現。
カラビナをイメージした緊急消防援助隊のロゴをバックライトにデザインするところは非常にクールですね。
極めつけとして、神戸市消防局と仙台市消防局の消防章を裏蓋にデザインして、細部まで抜かりなしです。

タフなだけでなく、純粋にかっこよすぎる本作、これは売れますね！