計器やボタン類がずらりと並ぶコックピット。

旅客機やヘリコプターの操縦席は、まさにプロの仕事場って感じですよね。

憧れます。

ちなみに、操縦席がふたつ横に並ぶタイプの機材の場合

機長は左右どちらの席に着くと思いますか？

これ、詳しい人には当たり前かもしれませんが

旅客機は左、ヘリは右の席に機長が座り、操縦桿（そうじゅうかん）を握るそうです。

あくまでも原則の話ですけどね。

これ、理由はいくつかあるのですが、操縦桿を操作する手が大きくかかわってきます。

つまり、コックピットの構造上、左手で操作することが多い旅客機と

逆に右手で操作することが多いヘリの違いが表れているのです。

統計的にも明らかに右利きが多い中で、旅客機は左手で操作することになっても

シビアな空中機動が必要とされないので、まあなんとかなるわけですね。

一方で、ヘリコプターのパイロットは、戦闘機乗りのように機敏な操縦が求められる為、

利き手で操作したい。

そんなわけで右手での操縦桿操作が前提とされていて、操縦桿についているボタンも

右手親指で押せるように左側に配されています。

さらに、2席並んだ操縦席の間、つまり機体中央には各種計器が集中して配置されています。

となると、右手に持っている操縦桿から手を放さずに計器類を操作できる右側の操縦席は

合理的な選択になるのです。

ヘリのパイロットが握る操縦桿。

その操作はセンシティブで機敏さが求められるんですね。

さて、今回のG-SHOCK マスターオブGシリーズ「グラビティマスター」は、

ヘリコプターの機動力をイメージしたモデルです。

デザイン面では、ヘリコプターの操縦桿をモチーフにした

3時側の3つのボタンが強い存在感を放ってますね。

そして、オレンジの色づかいが映えてます。

レスキュー隊の隊服カラーと言えば、この色ですね。

文字板、バンドへ大胆に配色されたオレンジが、不思議と派手に見えずに

力強い男らしさを感じさせてくれます。

ベゼル部に妖しく輝くカーボンの織柄、めっちゃクールですね。

スケルトン樹脂を利用することで、カーボンファイバーシートの素材感を

もろに感じられる仕上げとなっていて、最高です。

そして、モジュールを保護する構造にも、カーボンが寄与します。

強靭なカーボンファイバー強化樹脂製ケースでモジュールを保護する

いわゆる「カーボンコアガード構造」を用いることで、

耐衝撃のみならず、耐振動の構造も強化されているのです。

パイロットのミッションを支援する機能面でいうと、

当モデルが積んでいるセンサーに触れないわけにはいきませんね。

方位、高度/気圧、温度計測が可能なセンサーに加えて、

歩数計測が可能な加速度センサーまで搭載しちゃってます。

圧巻ですね。

また、計測した情報をスマホと連携できるのもいいですね。

専用アプリを利用することで、G-SHOCKで取得した高度情報×スマホのGPS

という組み合わせにより、高度ポイントの軌跡をログとして記録できます。

そして、高度と歩数の計測値から、消費カロリーを算出、活動ログとして記録したり、

現在地をアプリ上に記録することで、記録地点までの方位を秒針、距離を液晶で表示することも可能だっだりします。

これらセンサーとスマホの連携によって、

G-SHOCKを操る楽しみが爆上がりです。

このモデル、売れますね！！