雷のパワー、ヤバいです。
ボルト（V）で言うと、約1億ボルト。
家庭用の電気の強さは100ボルトなので、雷の力は、家庭用の電気の100万倍ということですね。まさにケタ違いです。

それ程までとてつもない力を持っている雷が落ちると、いろいろな影響が発生します。
例えば、停電ですね。
発展途上国などでは頻繁に発生しますし、昔は日本でも結構ありました。

最近でも雷による停電はあるにはありますが、だいぶレアになりましたね。
その理由は、電力会社による落雷の備えが進んだから。
停電防止のため、落雷によって送電線に強い電流が流れたときに

送電線が自動的に切り離される仕組みを採用しているんです。

切り離しにかかる時間は、今では0.1秒程度で可能となっています。
これ、結構すごい技術ですよね。

ちなみに、落雷のときに一瞬明かりががチカっと切れたようになるのは、この備えが作動したことによるものです。

雷は、静電気によって発生します。
太陽光によって暖められた地表付近の空気が上昇し、空で水滴になって集まったものが雲ですね。
そして、高い空では雲の中に氷の粒が作られます。
この氷の粒ですが、空に上昇していく粒と地面に降下していく粒とがぶつかり合って静電気が発生するんですね。
これらの電気が雲の中にたまりにたまって、地面に逃がされるときに落雷が発生するって流れです。

天気予報をみていると、結構ピンポイントで落雷の予報を出していますよね。
これ、全国30ヶ所で雷が発する電波をとらえるレーダーの情報によるものなんです。
これらを気象庁が情報分析して、雷の発生場所や強さ、時間までも予測できるんですね。
雷の予報は、10分ごとに情報更新される優れものです。

雷という言葉は、「神鳴り」から来ています。
昔から雷は、神様が打ち鳴らすものと考えられていたんですね。
この考え方、実は日本に限ったものではなく、世界中でもみられます。
たとえば、ギリシャ神話のゼウスは、雷を操る神と考えられていましたし、
聖書でも雷鳴は神の意志表示として表されていたりします。

また、ギリシャ神話のみならず、ローマ神話のユピテル、バラモン教のインドラなども、
天の神として雷を使います。
雷は世界中で、神聖なものとして考えられていたんですね。

本作のイエローは、暗雲が立ち込める空間を、鮮烈に照らす稲光をイメージしたもの。
強烈なインパクトを感じさせる、大人気モデルですね。
中古マーケットでも、強い存在感を放っています。
また、熱烈なファンの多いフロッグマンがベースモデルときたら、敵なしの商品力ですね。

ご存じの通り、フロッグマンの防水表記は「200M」。
20BARではないところが、地味にファンの心をくすぐります。
単に20気圧の水圧に耐えられるという表記ではなく、
ISO(国際標準化機構)が定めるダイバーズウオッチの規格に準拠している証が、
「200M」の防水表記なんですね。
まさに、高みを目指した性能を誇る称号です。

強い存在感を感じさせるライトニングイエローで、高い性能を約束するフロッグマンを染め上げた本作、これは無双ですね。