スカイコックピットSKY COCKPITってどんなモデル?
LEVEL
2010年
G-SHOCKより初代スカイコックピット誕生(GW-3000)
G-SHOCKシリーズでは耐久性・耐衝撃性を備えたモデルが数多く出ているものの「耐遠心重力」を備えたモデルは出ていませんでした。
特に遠心重力と常に格闘するエアレース参加パイロット、そして航空機パイロット等は遠心重力に耐える腕時計を求めていたのです。
そこでCASIOは新たに、G-SHOCKシリーズの1つ「スカイコックピット」を2010年に誕生させました!
G-SHOCKシリーズでは初となる耐遠心重力性能を持った初代は大口径の文字盤、クロノグラフ針共に見やすい形状にすることで一瞬の内に時間を確認しなければならないパイロットの視認性を高める効果があります。
そして狭いコックピット内の作業で生じる摩擦を考慮し、耐摩耗性のあるブラックIPを採用しているのも特徴です。
2012年:20Gの振動に耐えられる耐振動性能を搭載した
2代目スカイコックピット登場!(GW-4000)
初代スカイコックピットが登場してから興奮が冷めやらぬ中、2012年にスカイコックピットの2代目が発表されました!
大きく変わったポイントとして「耐振動性能」を搭載したことです。なんと20Gまで耐えられる振動性能に改良しました。
もし振動性能がないアナログ腕時計(盤面がデジタル表示ではない腕時計)ですと、少しの衝撃で針が破損する危険性があります。
中でもエアレースパイロットは、様々な操作の中でパイロット自身に多数の振動が襲うため耐振動性能がある腕時計意外ですと不安で使用できません。
2代目スカイコックピットは耐振動性能を搭載したおかげでエアレースパイロット以外、例えば工事現場で作業される方・車、バイクレースを楽しむ方等の幅広い顧客層を獲得するきっかけになりました。
2012年:新型機能を続々投入!
3代目スカイコックピット(GW-A1000)
2012年2月後半に2代目が販売されたスカイコックピット。
初代と引けを取らない人気ぶりに、いつしかG-SHOCKの中でトップを争うほどの主力商品となりました。
そんな中、スカイコックピットの開発陣が2代目発売日の同年7月、新型機能を搭載した3代目のスカイコックピットの販売をスタートしたのです!
新型機能としてまず搭載したのが「トリプルGレジスト」です。
これは2代目のGW-4000に搭載されている機能ですが、より機能に磨きをかけたことで2代目よりも優れた性能を持つようになりました。
そしてもう1つの機能が3代目スカイコックピットで初となる「Smart Access」です。
この機能によって秒針・長針・分針を独立させることで、今まで一体型だったものを独立したモーターで稼働可能になりました。よってそれぞれの機能が全モデルのような複雑さを持たなくなり、どなたでも扱いやすいスカイコックピットになったのです。
2013年:小型磁気センサーを搭載した
4代目スカイコックピット登場!(GW-A1100)
3代目投入から少し間が空いた2013年。
スカイコックピット愛用者の中には「他のG-SHOCKのモデルと同様に新モデル発売まで2〜3年かかるかな?」と感じる方もいたことでしょう。
ですが!スカイコックピットの開発陣は3代目販売から1年経過した2013年、4代目スカイコックピットを販売しました!
4代目スカイコックピットに搭載されている目玉機能が小型磁気センサー×方位計です。
このセンサーを搭載することで消費電力を従来の10分の1に抑える効果、並びに正確な方位を計測することができます。
そのため例え、パイロットが非常時に不時着した時でも方位計を頼りに迷うことなく進めるのです。
以上のように、G-SHOCKから販売されているスカイコックピットはエアレースパイロット・航空機のパイロットにとって嬉しい機能が搭載されている腕時計です。
もちろん、デザイン性も悪くないためファッション分野に活用しても申し分ない仕上がりです。
読者の皆さんも、できれば初代〜現行モデルまで1度は実物を見ることをおすすめします。
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