艶消し塗装、いいですよね！
分かりやすい主張は控えめでありながら、どこか目を引く存在感。
大人の余裕を感じさせる美しさがありますよね。

テカリを抑えた風合いは、どんなファッションにも馴染みます。
さりげなく静かに、しかしながらしっかりと目立てるのがマットカラーの魅力ですね。

スポーツやストリートなどで活躍する時計は、時として子供っぽい雰囲気に見られがち。
そんなときには、ツヤ感を抑え込んだマットカラーでシックさをちょい足しするのが正解です。
マットな質感なら、味わい深い印象を醸成できて今っぽい上質なコーデの完成ですね。

「艶を抑える」といえば、女子のベースメイク、ジュエリーなど様々なシーンで目にしますよね。

一方の男のアイテムでいえば、やはりクルマのボディカラーでしょうか。
艶消しのマットカラーで塗装されたクルマ、なぜか目を奪われますよね。
艶消しされたボディは重厚感を醸し出して、街では圧倒的な存在感を放っています。

最近はその人気の高まりから、メーカーが純正でマットカラーのモデルをラインナップするケースも増えてきました。

艶消しボディを持つクルマを見る機会はかなり増えました。
それでもなぜか毎回のように注目してしまうのは、カスタマイズ感がそうさせるのではないかと思います。
まったく同じ車種でも、マット塗装するだけで一段ステージが上がる感じがしますよね。

実はマットカラーは新しいトレンドではありません。
20年以上前にもカスタムの世界で流行っていた経緯があるんですね。

ただ当時と大きく異なるのは、マットカラーを積極的に取り入れているのが、
高級車が中心である点です。

メルセデス、BMW、ランボルギーニ、マクラーレンといった主要メーカー車がマットカラーをまとい、さらに上質感を高めたカスタムを完成させています。

もちろん、趣味趣向は人それぞれです。
しかしながら、マットにカスタムすることで、他とは一味違う強烈な個性をアピールできるのは間違いないですね。

あえて光沢を消すことで、上質感が増す事実。
視覚効果って面白いですね。

G-SHOCKの生誕35周年を記念して、様々なカラーのモデルがリリースされましたよね。
そのなかでも、赤に徹底的にこだわったスペシャルモデル「RED OUT（レッドアウト）」は高い人気を集めました。

理由はシンプル。
オールつや消し塗装のレッドが、カッコよすぎだからでしょう！
G-SHOCKのブランドカラーである赤をベースカラーに採用したわけですが、
ただのレッドではなく、マットなレッドに仕上げたのが吉でしたね。
アニバーサリーモデルに相応しい、上質なモデルとなってファンを唸らせました。

粒子を塗料に混ぜ込んで、その粒子が光を乱反射させる新技術で塗装。
これによって、視覚的に艶感を抑え込むことに成功したんですね。

加えて、液晶部分もレッドにまとめてきたんですから、赤へのこだわりは行くとこまで行っちゃってますね。
で、この質感をアップさせるカラーリングが、5600によく似合うんですよね。
G-SHOCK初号機のDNAを継承するシンプルなDW-5600が、さらにシックにクラス感を上げちゃってます。
中古マーケットでも、この上質感は見逃せませんね。
間違いなく注目商品です！