バートン、いいですよね！

個人的にもスノーボードのギアとして、バートンとの付き合いは25年。

これほどまでに信頼を寄せられるブランドも無いと感じています。

歴史を紐解くと、バートンの誕生は1997年、アメリカのバーモント州で、

ジェイク・バートン・カーペンター氏により創業されました。

1980年代には生産を拡大し、日本には1982年に入ってきましたね。

創業以来、様々なモデルを世に送り出してきましたが、

バートンが凄いのは、常にトップを走り続けていること。

業界のスタンダードを自ら作り上げ、同時に革新的な技術とデザインで

ユーザーを魅了するブランド。

それがバートンです。

今もなお、スノーボードの世界をけん引し続けています。

世界で活躍するトップスノーボーダーは、こぞってバートンのギアを愛用していますよね。

オリンピックなどでも、表彰台をバートンブランドで独り占めにすることも珍しくありません。

そうなると、一般ユーザーも使いたくなりますよね、当然（笑）

そこはさすがバートン、上級者のみならず、ビギナーまで幅広く対応するモデルもあって、

本当に良いブランドなんです。

新たな技術開発にも余念がありません。

踏み込むだけで装着が完了するバインディングシステム、BURTON STEP ON(ステップオン)。

ワンタッチで滑り始められる手軽さがありながら、操作性と耐久性にも優れたバインとして評価が高いですね。

以前に発売されていたSI（ステップイン）システムは、ちょっと微妙で2シーズンで終了しましたが、

2017年に改めてリリースされたSTEP ONは、様々な改良がなされて多くのライダーに受け入れられました。

今シーズンもニューモデルの販売が好調なようです。

2019年、バートンの創業者、ジェイク・バートン・カーペンターが亡くなりました。

多くの人が、スノーボードの父と呼ばれた彼の死を悼みましたね。65歳でした。

しかし、ブランドは生き続けます。

そして、バートンはいまや、スノーボードにとどまらないフィールドで存在感を見せています。

通年で活躍するアパレル、バック、アクセサリーの数々。

そして、近年のアウトドア、キャンプ人気もあって、バートンのウェアやアウトドア用品が注目されていたりしますね。

バートンは現在、アメリカ、日本、オーストラリア、カナダ、中国にオフィスをかまえるブランドとなっています。

本作のベースモデルは、「GDF-100」。

圧力と温度センサーを搭載した、ツインセンサータイプの人気モデルですね。

9時側に配置された圧力センサーは、なんと1万メートルまでの高度計測ができます。

そして、2時側のサークルディスプレイでは、2時間ごとに計測した気圧差をグラフィック表示します。

加えて、モジュール内の温度センサーで計測できる温度幅は、圧巻の－10℃～ 60℃。

バートンとのコラボモデルに相応しい、タフネス仕様です。

まあ、スペックが突き付けているのはG-SHOCKの得意技ですが、

何がいいって、9時位置の圧力センサーのデザイン的存在感ですね。

個性的なシルエットが最高にクールです。

アウトドアシーンでは、腕時計もどうしてもハードに使用しがち。

そんなときに気になるのは、激しい摩擦、擦り切れや引き裂きのリスクです。

でもそこは、優れた耐久性を持を持ったコーデュラナイロン製のバンドで悩みは解決です。

ナイロンの7倍もの強度を持つ繊維で織り込まれいるので、

ちょっとやそっとの環境ではびくともしません。

よく、ワークウェアに使われる素材なので、ゲレンデでの過酷なライド時のみならず、キャンプサイトでも大活躍しそうです。

2013年に30周年記念スペシャルコラボとしてリリースされた

「G-SHOCK×BURTONコラボレーションモデル」。

バックカントリーなど過酷な環境下での使用を想定すると、

気圧/高度計測機能を搭載したGDF-100のチョイスはど真ん中ですね。

カラーデザインも秀逸です。

ブラックをベースにしつつ、氷河をイメージしたライトブルーの配色が

バートンのブランドイメージにバッチリとハマります。

完成度の高い本作、中古マーケットでも人気必至ですね。