G-SHOCK初号機のカッコよさは言わずもがなですが、
1983年の正に原点の魅力を楽しめるのは、本当に嬉しいですね。
しかも、現代版スペックを身にまとって進化させたモデルとなれば尚さらです。

カラーリングは初代モデル「DW-5000C-1B」にインスパイアされた当モデル、
ケースのG-SHOCKロゴ、PROTECTIONなどの文字、ガラス枠、これらが
ゴールドで彩られているのが特徴ですね。

そもそも、なぜ人は原点、起源に惹かれ、魅力を感じるのでしょうか？

確かに、G-SHOCKに限らず、「初代モデル」などと銘打たれた商品は少なくないし、
それに高い価値を感じるファンも多いです。
でも、普通に考えたら昔より今のモノの方が、年月を重ねている分
成長しているし、洗練されているはずですよね。
それでも我々がオリジンに惹かれ続けるのは、そこにしかない「新しさ」が
あるからではないでしょうか？

起源ということは最も古いわけで、新しいってのも変ですが、
私たちは、原点に戻ることで更に進化する為のヒントをもらっているのだと思います。
今のモノにはない、新鮮な魅力がオリジンにはありますもんね。
原点回帰して、オリジンしか持ち得ない価値に触れるってわけです。
まあ、ゴタク抜きにして、G-SHOCKのオリジンはカッコいいです笑

チタン（Titanium）って最高です。
チタンが使われた身近なものだと、アウトドアやスポーツ用品、アクセサリーなどでしょうか。

キャンプで利用する食器類や調理器具、スポーツ用品だと、ゴルフクラブやスポーツ自転車、
アクセだとピアスやネックレスなどに利用されていますね。
軽量で丈夫、さらに錆びにくく、金属アレルギーをおこしにくいなど、夢の素材って感じ。

あと、大どころで言うと、航空機や船舶、自動車部品などにも活用されていています。
これはもう、信頼性の高さを物語っていると言えますね。

そんな素晴らしいチタンも、強度が非常に強いということで
加工が非常に難しいという特徴があります。

なんせ、鉄の2倍、アルミの3倍の強度ですからね。
なので、一般の金属加工マシーンでは文字通り歯が立ちません。
刃先が簡単に壊れてしまうのです。
また、切断するときに出る切り粉が厄介で、それがもとで火災がおこる危険性もあるようです。

強度が強すぎて、切断のみならず、プレス成形や溶接も簡単ではありません。
専用の加工機械と高い技術力が必須となる、手間のかかる素材なんですね。

そんな一筋縄ではいかないチタン加工ですが、その素材としての魅力の高さから
引く手あまたの人気マテリアルになっているのです。

このモデルは、それ程までに加工に手間と技術を要するチタンをあえて採用した意欲作です。

しかも、5000系の伝統を受け継ぐ正統派モデルですからね。
こう来られたら、黙ってはいられないのが真のG-SHOCKファンでしょう。
オリジンの遺伝子を持つ、チタンのフルメタルスクエア「GMW-B5000」、圧巻です。

で、何が良いって、そのチタン使いのさり気なさ！
G-SHOCKって、ちょっと離れたところから見ても、普通は素材感が丸わかりですよね。

しかし、このモデルは一味違います。
遠目には、初号機そのまんまです。そこがイイですよね。

1983年に誕生したG-SHOCKファーストモデルの流れをくむ、
類まれなる血統。
しかも、よく見ると、実はチタン製。
このさり気なさにヤラれるファンが後を立ちません。
きっぱりと思い切り良くチタンを身にまとったG-SHOCKから
目が離せませんね。
こちらも、全力で高値買取させて頂きたいと思います！