いきなり感動の質感について触れますね。
まず第一に驚いたポイントは、
文字盤側の正面ではなく、ケース側面にありました。

それは何かというと、美しすぎるカーボン積層ベゼルの質感です。

積み重ねられたカーボンシートの仕上げが匠の技レベル。
各シートがキレイに均一に積層している事実。恐れ入りました。

カーボン素材を利用した身近な製品だと、
テニスラケット、自転車、釣り竿、サーフボードなんかがありますね。
（カーボン製品好きを自負する私は、全て所有しています笑）

そんな訳で、カーボンシートを重ねて成形している処理は見慣れているのですが、
このG-SHOCKほど、美しい積層を見たことがありません。ホントに。

通常は、けっこう粗い処理で、ガサガサに見えて不均衡だし
美しさとは程遠い質感なのです。でも、それが普通だと思ってました。

そこをまたしても、G-SHOCKらしく軽々と超えてきましたね。
実際の製作行程では大変な試行錯誤があったはずです。

そんな丁寧な作り込みの一つ一つに、高級感を感じさせる MT-Gです。
ハイブランドの高級時計からのリプレイスも成し得る存在。
人気が非常に高いのも、納得ですね。

G-SHOCKのブランドカラー、ブラック。
この時計は黒でなくてはならないと思える、
そんなアイデンティティの一つになっています。

ブラックは、男らしさ、タフネス、落ち着き、高級感、など
様々な表情を見せてくれるカラーです。

一方で、ちょっと変化が欲しくなることもあります。
ときには重たく、暗くなりがちな色でもありますしね。

そこで、差し色としてハマるのが、
先ずはブルーでしょう。
クールで大人びた印象を与えてくれるコンビネーションです。

ブルーはイギリス王室の公式カラーにも採用されるほど、気品高き色。
腕もとを上品に、かつ鮮やかに演出してくれますね。

合わせて、先程触れた美しすぎるカーボン積層ベゼルに差し込まれたホワイト、
これが効いてますね。
ブラック&ホワイトのコンビネーションは鉄板のオシャレコーデですね。

また、黒白のモノトーンがしっかりとバランスするのは当然ですが、
差し色の青と白の組み合わせが、これまた素敵です。
気品漂う上質さのなかに、クリーンで爽やかな印象を与えてくれますね。

MT-Gのカラーデザイン、巧みすぎてヤラれるお客様が後を絶ちません。

ここについては、MT-Gシリーズの名にかけて、手が抜けないところ。
いや、手が抜けないどころか、やりすぎ感満載です笑

軽量化と更なる耐衝撃性の進化を実現する、新コアガード構造。
カーボン素材を活かしきって、フレーム構成の工夫も織り交ぜた
先進の耐衝撃構造です。

そして時刻修正の精度アップへのこだわりは、もはや執念を感じますね。
Bluetoothでスマートフォンと連携して専用アプリに接続。
ネット上のタイムサーバーから時刻情報を取ってくる仕組みを採用です。

また同時に、世界6局の標準電波による、自動時刻修正も可能という二段構え。
世界中で、正確な時を刻みます。

加えて、タフソーラーや高輝度なLEDライトも搭載しているので、
もはや死角なし。
そりゃ、人気もでますよね。納得です。