見るものを魅了するサンゴ礁。
ビーチリゾートなんかに行きますと、
体験ダイビングやシュノーケリングなどで見ることができますね。
サーファーですと、サンゴにヒットする波、いわゆるリーフブレイクで
馴染みが深いです。

でも正直、サンゴ礁について良く知らないのではないでしょうか？
恥ずかしながら、私はそれほど興味もありませんでした。
でもここ最近、いや結構前から、環境破壊でサンゴ礁がダメージを受けている、
そんな話を聞きます。

当モデルはサンゴ礁保護の活動をサポートすることを目的としたもの。
島国に住む者として、サンゴ礁について少しだけ知っておきましょうか。

そもそも、なんで私達はサンゴに馴染みがないのか。
これは地域性によりますね。たとえば沖縄の人にはサンゴは身近です。
サンゴの繁殖に適した環境が、キレイで浅い海。
そして25〜30℃の高水温なんです。

そんなわけで、日本だと沖縄などの南西諸島がメイン。
あと、小笠原諸島や伊豆諸島でみられます。
他のエリアだと、あっても小規模ですね。

ちなみに、沖縄には約200種のサンゴがあるそうです。
世界的にみても、サンゴの多い海域といわれています。
ちょっと誇らしいですね。

いいえ、植物と思われがちですが、我々と同じ動物なんです。
でも動物でありながらも、二酸化炭素を取り込んで
逆に酸素を作り出してくれる働きを持つんです。
そして、この二酸化炭素の吸収率は、陸上の植物を上回る働きをするところがスゴイ。
これが、サンゴ礁が「海の森」と呼ばれる所以なんですね。

で、どんだけ役立ってくれてるんですか？って話なんですが
本当に頭が下がりますよ。
前述の二酸化炭素のコントロールだけでなく、
海をキレイにする機能、多くの生き物の住み家や産卵場所としての機能、
天然の防波堤としての防災機能、などなど
重要な役割を果たしてくれているんですね。ありがとう！

それだけスゴイ仕事としてくれているサンゴ礁。
そのサンゴ礁を取り巻く環境が、年々悪化していることはご存知の通りです。

白化現象って、効いたことがありますよね？
サンゴに共生している褐虫藻ってやつが無くなって、
サンゴの骨格が透けて見える現象だそうです。だから白く見える。
白化した状態が続くと、サンゴは死滅してしまいます。

白化の原因は、地球温暖化等による海水温の上昇と言われています。
今、大規模な白化現象が世界中のサンゴ礁で確認されているのです。

もちろん、人間だけがサンゴを傷つけているわけではありません。
台風などの自然環境のよる破壊だったり、オニヒトデによる被害もダメージ大です。

でも実際には、サンゴ礁の生命を脅かす原因の約60%が
人間の活動によるという報告を見ました。
たとえば、海洋汚染、海岸の開発、森林伐採など、
わたしたち人間がサンゴ礁にネガティブな影響を与えてしまっているんですね。

先程、沖縄は世界的にみてもサンゴが多いエリアと書きましたが、
各地でサンゴ礁の死滅が深刻化している現実があります。

環境保全が世界規模で唱えられる世の中ですが
私としては、ちょっと認識が甘かったです。
守りたいですよね、サンゴ礁を自分たちの手で。

W.C.C.S.とは、 World coral-Reef Conservation Societyのこと。
この世界サンゴ礁保護協会は、サンゴ礁や海洋生物の保護保全に向けて活動しています。
この団体の活動をサポートしているのが、G-SHOCKなんですね。

バンド付け根に記された、W.C.C.S.のスローガン
「Mission is Action（使命はサンゴ礁を守るための行動）」。

そうなんです、アクションしないと何も変わらないです。
先ずは現実を知って、行動しましょう。
環境への影響に留意した生活をしたり、
このG-SHOCKを身につけることだって、一つの行動ですね。

そして意識高い、次なるオーナー様へ引き継ぐことも、大きなアクションだと思います。