数字の八は、古来から縁起の良いナンバーとされていますよね。

いわゆる、末広がりですね。

これは、八という文字の上部が現在を表し、下部が未来を表すとされ、

将来への広がりが表現されていることから、先々の繁栄や発展を意味する

幸運の数字だと認識されています。

8という数字を特別なものとする国といえば、中国でしょう。

それは知っていても、あなたはその理由をご存知ですか？

これは、8の発音が「財を成す」を意味する「発財」の発に似ているからなんですね。

ということで、中国人の友人から聞いた話では

中国ではビジネス系のイベントは、8がつく日に開催されたりするそうです。

また、北京オリンピックの開会式は、2008年8月8日午後8時8分8秒にスタートしました。

それほど、縁起がよい数として好まれているんですね。

8は、イエスの再生と復活を表す数字と考えられ、

洗礼堂の多くは八角形で作られています。

また、クリスマスや復活祭は、その当日を含めて8日間を祝うとされています。

加えて、旧約聖書の創世記において、ノアの方舟に乗って洪水を免れた人間の数、

それが8人です。

8という数字は、世界中で特別なナンバーとして扱われているのですね。

風水においては、8を森羅万象と捉えて、すべてのモノの成り立ちを象徴する数としています。

森羅万象とは、宇宙に存在するすべてのモノ、現象などひっくるめて全部のこと。

私は風水に疎いんですが、風水を判定する「風水羅盤」は八角形からできたそうです。

方角は8つの方位が定められ、その中心には運気を引き寄せるといわれているんですね。

車社会、アメリカ。

アメリカの一時停止（STOP）の道路標識は、赤い八角形で有名です。

これは、数ある標識の中でもしっかりと目立たせるために、

特徴的な形で、かつ泥や雪に覆われても認識しやすい形が検討されたんですね。

また更に、後ろ側から見ても気づきやすいという理由から、

八角形が採用されたそうです。

八角形といえば、日本では縁起が良い形とされています。

その由来ですが、お釈迦様が亡くなった時、遺骨を八分して八方へ送ったことから、

八は仏の教えが八方へ広がると言うことで幸せも末広がりする縁起の良い形とされているんですね。

日本の家紋にも、八角形が生かされたデザインが数多くあることで知られています。

今や、世界的にも高いデザイン性が評価されている日本の家紋。

日本人として誇らしい感じがしますが、実際かなりクールなデザインです。

また、調べてみると企業ロゴやブランドロゴにも、世界的に八角形が多様されています。

ここでも、八角形が広く愛されている図形であることがわかりますね。

八角形フォルム。

これは、G-SHOCK初代モデル「DW-5000C」のオリジナルです。

伝統の5000番のコンセプトを継承し、更なる薄型化を果たしたのが

今回注目の BASIC「GA-2100-1A1JF」というわけです。

清々しいまでにシンプルなルックスにブラック一色のカラーリング。

こうなると普通は印象の薄い地味目のデジアナのコンビモデルになりそうですよね。

しかしそうではない存在感を放つ理由は、この伝統の八角形フォルムのなせる技ではないでしょうか。

合成を高めながら薄型化を進めるにあたってケース素材に採用されたのは、

カーボン繊維入りのファインレジンです。

この素材、非常に高い剛性が売りで、これによって形成したカーボンケースで

モジュールを保護する仕組みをカシオでは「カーボンコア構造」と読んでいますね。

カーボンコア構造によって高い強度を手に入れることで、薄型化を図り

厚み11.8mmを実現しました。

デザインとサイズ感へのこだわりを新開発の構造によって成し遂げる凄み。

当モデルが中古マーケットでも人気の理由、わかる気がしますね。