これまで数多くのイルクジについて触れてきましたが、
やっぱりイルクジモデルといったら、スケルトンですよね。
美しい自然、輝く海、そこで命をはぐくむ生き物たち。
そんな世界観を表現するなら、透明感のあるスケルトン一択でしょう。

そして、サマーコーデには、マリンテイストな透け感が欲しいじゃないですか。
そんなときに腕につけるのは、スケルトンのイルクジで決まりですね。

G-SHOCKって、本気のタフネスウォッチなので
ともすれば男気が強すぎになりがち。
そこをうまく中和して涼しげに演出してくれるのが、スケルトン仕様のなせる技ですよね。

時計に限らず、このところファンション全般に透け感や透明感といったニュアンスが
求められて久しいです。
当モデルは2008年モデルですが、意外なほどしっかりとイマドキ感があるので
中古市場でも人気は間違いないですね。

涼しい顔をしたマリンテイストなイルクジですが、
ベースモデルとして採用されたガルフマンのタフネスは伊達じゃありません。
そこはさすが、Master of Gシリーズの一角、ガルフマンですね。
厳しい環境下での使用にも、しっかりと耐えるように機能特化させたMaster of G。
ここからは、その名に恥じないガルフマンの性能について振り返ってみましょう。
「GULFMAN（ガルフマン）」といえば、何はさておきラストレジスト、
つまり徹底した防錆仕様ですね。
船上や湾岸など、非常にサビが発生しやすい環境下での使用を想定し、
外気に触れるメタルパーツにはチタン素材を採用。
これが防錆に大きく貢献してくれます。
言うは易しですが、腕時計には数多くのメタルパーツが使用されていますよね。
適当な対応では、サビに悩まされることになります。
そこでガルフマンは徹底してこだわりぬき、
バンドを留めるビス、鍛造バックなどにもチタンを採用しているんですね。

腕時計は持ち出したフィールドで使用されてこそ、その真価を発揮します。
サビが怖くて屋内で飾りモノにするなんて本末転倒ですからね。
徹底した防錆構造、「ラストレジスト」対応したガルフマンであれば
安心感が違います。
ガルフマンが、海の強者と言われる所以ですね。

そして、環境に対して意識高いイルクジは、地球に優しいタフソーラーで安定駆動してくれます。
太陽光は言うに及ばず、蛍光灯などの光を動力に変換してくれるのは嬉しいですね。
天候不順なんかで充分な日光を得られないときも安心です。

この、カシオ独自のソーラー充電システムであるタフソーラは結構スゴイ。
数多くの機能を搭載するG-SHOCKをしっかりと駆動させるには、
貧弱な充電システムでは役不足です。
そこを、わずかな光でも発電可能な小型ソーラーパネルの搭載、
加えて、大容量二次電池の搭載ということで、これらを融合させることで
電力消費の激しい各種機能を安定的に駆動させてくれるんですね。
一定時間が経過すると表示を消して節電するパワーセービング機能、
そして省電力LSIも、このタフソーラーを側面支援して
駆動時間の長時間化に寄与しています

クールな顔をして中身は屈強なタフネス構造。
本当に頼りになる「GULFMAN イルクジ2008」、
これは人気モデルの筆頭ですね。