突然ですが、ここでルイヴィトンのお話です。

LVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトンは、ラグジュアリービジネスの巨大グループですね。
言わずとしれた、ルイヴィトン（LOUIS VUITTON）の親会社であり、
傘下には他にもディオール（DIOR）、ジバンシィ（GIVENCHY）、フェンディ（FENDI）、
ベルルッティ（BERLUTI）、リモワ（RIMOWA）などのブランドを抱えるコングロマリットです。

LVMHといえば、2019年にティファニー（TIFFANY ＆ CO.）を162億ドルで買収したことでも話題になりましたね。
日本円で約1兆7496億円ですからね。ため息が出ます。

 ファッション部門に加え、ワイン＆スピリッツ部門、ウオッチ＆ジュエリー部門なども合わせた2019年の売上高は、
なんとなんと536億7000万ユーロ、日本円で約6兆4404億円ですからね。ヤバすぎませんか？

そんなLVMHグループの中核ブランドが、泣く子も黙るルイヴィトンです。
日本でも長きにわたって高い人気を誇っています。

ルイヴィトンと言えば、モノグラム柄。
「L」「V」「花」「星」を組み合わせた柄は、ヴィトンのアイコンですよね。
この柄、ご存じの通り日本の家紋にインスパイアされてデザインされたものなのです。

また、マルチカラーもヴィトンの主力コレクションです。
モノグラムを多彩なカラーで鮮やかに表現したデザインは、革新的なデザインとして瞬く間に売れ筋の定番となりました。
実はこのマルチカラーラインですが、日本人がデザインに絡んでいます。

デザイナーのマーク・ジェイコブス氏と、日本が誇るポップアーティストの村上隆氏によるコラボによって誕生したコレクションなのです。
ここでも、日本の美意識が遺憾なく発揮されていると言えますね。

そしてようやく今回のG-SHOCKの話に移るのですが、
本作に施された、デジタル表示部のモノグラムデザイン、めっちゃクールですよね！

25周年を表したモノグラムデザインに、どうしても目を奪われてしまう不思議な魅力があります。

加えて、3つ目インジケーターに配されたマルチカラーが目を引きます。
液晶ディスプレイのグラフ部分に輝く3色のマルチカラーリングは、限りなくポップでお洒落度を高めています。

このマルチカラーと、前述のモノグラム。いいですよね！
これらデザインに対して、日本人のDNAが琴線に触れさせるのかもしれませんね。
ルイヴィトンとはブランドこそ違えど、ちょっとした共通性を感じてなりません。

さらに、シースルーのスケルトン素材の採用ですから、向かうところ敵なし。
G-SHOCKといえば、スケルトンでしょう。
ここまで透明感のあるデザインが似合う時計は、G-SHOCKを置いてほかにありません。

しかも、昨今のファッションの方向性として、シースルーコーデや透け感のある装いは外せませんので、その意味でもど真ん中な素材チョイスですね。

極めつけは、三つ目モデル「DW-6900」であること、それ自体が高い価値を意味します。
6900番は、G-SHOCKの数あるラインナップの中でも、超絶人気のモデルとなっていますよね。
G-SHOCKといえば三つ目モデルというファンは、実際かなり多いです。
やはり、ブランドの顔になると強いですよね。もう、ほっといても売れますから笑

人気の理由は、3つ並んだ丸型のインジケーターの存在感でしょう。
説明はいらないカッコよさですね。完成度高すぎデザインです。