腕時計って面白いと思いませんか？

究極的には、時間を知るための道具というシンプルなモノなのに、

様々なケース形状が存在しています。

ラウンド、スクエア、レクタングル(長方形)、オクタゴン(八角形)、

トノー(樽形)、オーバル(楕円形)、などなど。

実際には、さらに複雑な形のケースもあったりしますよね。

そこに選ぶ楽しさがあるからこそ、腕時計は長年にわたって愛され続けてきたのでしょうね。

あなたは、どんなケース形状の時計がお好みですか？？

数あるケース形状の中でも、定番中の定番は、ラウンドケースですよね。

落ち着いた大人の魅力を感じます。

それでいて、ラウンドケースにデジタルの文字盤というところが

絶妙な外しでお洒落なんですよね。

針とインデックスを持たないデジタル時計は、ラウンド形状にする必然はありません。

そこを丸形ケースでまとめると、洗練されたレトロ感ともいうべきクールな雰囲気が高まります。

ラウンドケースが特徴的な本作、「DW-5700」が

G-SHOCK誕生20周年のスペシャルエディション「トリビュートシリーズ」に

選定されたのも納得ですね。

常に進化を重ね、前に進み続けるG-SHOCKですが、
改めて「原点回帰」をテーマに、原点を見つめ直す企画がなされました。

それによって、名機「DW-5700」を蘇らせたのが本作です。

ご存知の通り、当初は日本未発売ながらも、世界的な人気を獲得して注目されたレジェントモデルですよね。

オリジナルのデザインを詳細に再現しながら、その当時まだ無かったELバックライトといった機能を積んでクールに復活した商品ということで、本当にファンが多いです。

いわゆるスティングモデルの譜系は、中古マーケットでも高い需要が見込めますね。

実際のところ、DW-5700が発売されたのは1987年ですが、

伝説のバンドであるポリスのスティングがG-SHOCKを着用していたのはそれより数年前から。

スティングモデルと呼ばれたDW-5700は、未だブランドとしてブレイクする前から

G-SHOCKの愛用者となっていたスティングに敬意を込めて名付けられたのですね。

G-SHOCKが誕生したのは1983年。

そして少なくとも、その2年後の1985年にはスティングがステージでG-SHOCKを着用していたことが確認されています。

まさにスティングの目の付け所、激速ですね。

2003年、G-SHOCK誕生20周年を記念してリリースされた「20th Tribute Series」。

この企画は大掛かりなもので、それまでの成長の過程を10年ごとにぶった切り

それぞれのディケイド（10年）の名作をベースモデルに選択して発表されました。

1983年から1992年までのファースト ディケイドには、DW-5000とDW-5700、

1993年から2002年までのセカンド ディケイドには、DW-6900とG-3000、

20周年の2003年を代表するモデルに、The G GW-300が選ばれたのですね。

各モデルとも、まさにマイルストーンモデル。

納得のラインナップです。

それぞれ、ボティと液晶はブラックとレッド。G-SHOCKテーマカラーで仕上げられてます。

全体感として、モノトーンテイストなのが最高。

マイルストーンモデルには、小細工はいらないですよね。

色味を抑えた表現のほうが、逆に強い存在感が感じられます。

20周年記念モデルとしての仕上げとして、「RESIST SINCE 1983」と刻印された遊環、そして、そのモデルが発売されたときのオリジナルの刻印が施された裏蓋など、

ファン垂涎の特別仕様が嬉しい限り。

上記5つのラインナップ、それぞれが傑作中の傑作ですが、

なかでも本作、「DW-5700ML-1JF」は伝説のモデルとしての風格が大いに感じられて

特別に人気があります。

あたなも、査定価格をチェックしてみてはいかがでしょうか？